
(English below) これは、乗換の鶴橋から4,5駅の、近鉄奈良沿線の最寄駅を降りて5分も歩けば見えてくるマンションに一人暮らしの28歳OLが仕事から帰ってひと息吐(つ)くと、思い出したかのようにユーミンを流し、解凍したご飯と成城石井で買ったいつもの惣菜の軽い夕食を箸でつつきながら、自然に手にした最近買ったiPadのブックマークの3件目くらいに登録されることを目指したブログです。/ A congestion of hobby, in the name of that I have many things to want to do reading, music, photo, IT, trip, runnning and more...
2012/01/17
教えて韓流☆(後)
まぁしかし、韓流ドラマなんてのは
なんで、あんなに面白いんでしょうかね?
今、吉川英治著の「三国志」も読んでいるんですけど
それも同じように面白いんですね。
(一巻約700ページ全8巻と、これも先が思いやられる..。)
共通する面白さがある。
それは【完全な悪者】が登場するのである。
救いようのない悪とか、卑怯な小悪人とか。
それが『三国志』(初期)でいえば董卓のような人物が
普通に覇権を打ち立てたりするのだ。
『朱蒙』で言えばヤンジョンとかヤンソルランあたりか。
かたや、日本の作品は悪人といっても
最後は作者にどこか救いの余地を与えられて
完全無欠のワルとは描かれない、って感じ。
どこかで改心させたりすんの。
それだけに
韓国や中国の作品を見ると
100�改心しないだろうな、という悪党がわんさか出てくるから
ボケみたいなもんで
ほんとにね、
笑けてくるんです、それだけで。
(こんな悪い奴いるの?)みたいな。
それで、(こんないい奴、居るんだ)っていうような賢者や善人は
普通に殺されたりするからね。
「おいおいおいおい、死んじゃったよ...」と
何度口にしたか。
善が悪に簡単に負ける場面が日常茶飯事のように繰り返される。
それが日本作品にない、面白さだ。(少なくとも、僕にとっては)
『朱蒙』に関しては、完全にクムワ王が悪いと思います。
反対に、作品の中ではクムワ王は、
優れた人だけど、嫉妬とか立場が邪魔して騒動を引き起こしてしまいます。
だから、最後は善人寄りで描かれたりするんですが、
僕は断じて申しますが、クムワ王が悪い!のです。
ほんとは善政を施行できる立場なのに惰性で周りに迷惑をかける、ウェットな悪性が
僕は嫌なんですよ。
だって、努力次第で良い方向に導けるじゃないですか、
なのにそれができない
否、[できない]じゃない!!
【しない】のだ。あ~、やだ。
逆に、僕にすれば
悪い事しか考えつかない、正真正銘の悪の方がドライで、何か良い。
悪過ぎる、とか卑怯すぎる、って、ほんと笑えるんです。
だってね、反省とか普通しますやんか。
しないんですよ、彼ら。
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