2012/11/25

競馬はこんなに素晴らしい 〜ジャパンカップ2012〜

今日、日曜日は競馬がありまして

ジャパンカップ(以下JC)という大きなレースがありまして
JCとは日本馬代表と外国馬が激突するレースでして

激突、って言っても物理的に本当に激突するんじゃないのでございまして


パワーバランス的な、抽象的な激突でございまして

蓋を開けたら日本馬対外国馬って対決だけじゃなかったのでして
古馬(4歳以上)と3歳馬の世代対決でもあったのでして…。


早いハナシ
ジェンティルドンナは強かったのでして
オルフェーヴルは負けたのでして

それは
「オルフェーヴルと互角に渡り合ったからジェンティルは強い」のか
「ジェンティルを追い込んだオルフェーヴルはやっぱり強い!」のか
もはや判らないのでして

あとルーラーシップの上がり3Fのタイムがまたもメンバー中最速ながら
またもや届かない、またもや負けるのは
もはや戦術が悪いのでして

4角で先頭に並びかけて直線入ったら抜け出して押し切る、っていう
香港G1でのあの勝ち方しかないのでございまして

レース中もレース後もそんな事をずっと考えてた理由は


ルーラーシップの単勝を買ってたからでして

そうなると[ジェンティル・オルフェ]の審議中など
(喧嘩両成敗という事で2頭とも降着になったら馬券的には最高なんだけどな〜)などと

とっても悪い事も頭によぎるのでして…。

しかし
今回学びましたのは

やはりオッズをちゃんと視ながら買わなアカンな、という事でして
といいますのは
「人気上位3頭(オルフェ、ルーラー、ジェンティル)の3連複で1000円もつくのか!?」と

驚きつつも
500円分買ってたので何とかプラスで終えた事にホッとした次第。

今日もレース前まで思い返せば

「オルフェーヴルも2.2倍に反映してる様に不安アリだけど
でも結局オルフェ!?なんだろうか?

ジェンティルドンナも勝てそうだし。
ルーラーシップも勝てそうだし。
フェノーメノも勝てそうだし。

ソレミアは分からん。
エイシンフラッシュは天皇賞がピークだから無理だろう」と…
何が来てもおかしくないのでして
今日のJCに限らず毎度G1というのは

予想してて「俺にどうせぇっちゅうねん」と
逃げ出したくなるような
泣きたくなるような

それでいてやっぱり面白いのですからケイバってたまりません。
何が言いたいのかというと

パドックで体重が発表された時

ジェンティルドンナが460kg(マイナス16kg)ってだけで
「こりゃあかんわ」とバッサリ斬った5,60代のおっさんに、

その隣の5,60代のおっさんが
「この馬460kgでも勝ってんねん、ちょっと待ってちょっと」と
体を折りながら新聞に顔を埋めて調べ始め、

「シンザン記念。シンザン記念を勝っ…あっ、オークスだわ、オークス460kgだで」と

こんな具合でした。

僕は内心「間違えるなよ」と醒めてましたけど。
でも競馬のお陰で日々市井で揉まれた戦士がこんなに心優しげに仕上がるのです。

みなさんも是非。

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