こんにちは。今回紹介させて頂く曲は
1980年発表のアルバム「流線形'80」に収録の『魔法のくすり』です。
YouTube ☞ http://youtu.be/cofeKnx2cFo
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いきなり「なんや!?」と思われるでしょうが…
僕はユーミンに一言云いたい!
「それを言ってしまいますか?」と。
ホントね、立場が弱い男からしたら
「アカンアカン!そんなん言うたら、」
って慌てて止めに入りたくなるような事が書かれているのです。
というのは、この『魔法のくすり』は
大麻とか覚せい剤とかスピードとかそういうクスリじゃなくて恋のクスリ、
恋愛に悩む乙女へのユーミンからの処方箋なんですね。
最後も
"眠れ今宵 魔法のくすりで"
という結びですが、ロマンチックな性質のものは一切ナシ。簡単に言えば
「結局は男なんて、女なんて、恋愛なんて、その程度のものだから
悩むほどのものじゃない。割り切って付き合いなさい」という、
それ言ったら終わりやで、って事が書かれてます。
そりゃ女は眠れるかも知れんが、
男は寝られへんで。。
冒頭の
"恋の悩み答えられるほど 火の粉くぐって来たわけじゃないんだけど"
にも
「そこまで達観してたら別に火の粉もくぐる必要もないわ」と
突っ込みたくなります。
核心は次の二行。。
" だから所詮おんなじ気持ちで求め合ってるいると思っちゃいけない "
" さめたふりをして ふいうちをかけて 欲しいものは欲しいと云った方が勝ち "
これは駄目やわ、ルール違反だわ。
何がルール違反って
それを《言う事》がルール違反ね。
確かに真理かも知れんけども、
それは暗黙の了解として置いといて、って話。
口に出したら駄目、というか困るというか。。
そんなもん、あかんで。。
それをさらに節付けて歌うなんぞ、言語道断!
カップルが一緒に聴いたら「え、そうなの?」って気マズくなりますやん。
まぁでもね
確かに
おんなじ気持ちで求め合ってる、って訳でもないってのは本当に分かる気がする。
例えば
男女お互いがそれぞれ10の手(条件)を持ってたら
1つでも合って結婚に至る事もあるのだろうし、
9つ合っても付き合わない事もあるだろう。
「別に同じ気持ちで求め合ってる」って事が別に騙しあってるわけではなくて、
10の手の内たった一つでも合った時に
もし、各々が(各々違った)幸せを感じれたら
それが【「2人の幸せ」って事になる】のだと思う。
利害の一致というのかな。ホント、契約だなって。
そういう風に考えれてしまう自分自身が、今では少し薄ら寒いのだけど。
最後に、
集英社から出てる松任谷由実歌詞集『371+1』にも勿論載ってて
そこでは【不思議】という章に分類されてるのですが…
こんなに真理突きやがって、どこに(不思議)が残ってんねん、全部解決しとるがな。
強いて言うなら
そういう事を全部言っちゃうユーミンの神経が不思議だ。
まぁあくまで、男側からしたら、って話だけど。。
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my Yuming 残り362曲
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