2012/07/21

オトコの『タカラヅカ・ハマったもん勝ち!』#9

宝塚歌劇にハマる男にとって、明日海りおさんのロミオ役を見逃すのは、ここ四半世紀の中で1番の失態!

ということで、去る7/20
宝塚大劇場にて上演中の月組『ロミオとジュリエット』を視てきました。


特に今回は、新生月組としての出発公演でして、
新しく月組トップスターに就任した龍真咲さんと、


通例【2番手】でなく《準トップ》という
史上稀にみるイレギュラーなポジションに就いた明日海りおさんが


ロミオとティボルトを役替りで演じるのです。
(上に載せたポスターで2人のロミオが写っているのはそういう意味です)

僕は、過激な龍真咲ファンでもなく、
反対に
過激な明日海りおファンでもない、そんな僕のアイデンティティは?というと…

過激な《龍真咲と明日海りおのファン》なのです。
と、いうことで
龍真咲さんのロミオバージョンと、明日海りおさんのロミオと
2度楽しめる!

いや、そんな甘い話でなく、事態はもっと深刻に。
(両バージョンをちゃんと押さえておかなければいけない)というのが
上記したアイデンティティが僕に課した命題のはず。

さて、昨日まで何をしておったのか。
昨日7/20にやっと「龍真咲ロミオ」を視れたのは良いが
果たして「明日海りおのロミオ」は視れるのか?と言ったら

どうやら視れそうにないのです。
楽日の7/23までチケットが完売してます。

あーあ。

どうしてくれんねん、これ。
昨日視終わった後に、その後悔の念がさらに燃え上がりました。

「めちゃくちゃええがな!!」の一言!
カリスマ性ゼロなので、この一言は誰にも届きませんが、しかし!!
「めちゃくちゃええがな!!」なのです。

ロミオのようなピュアな役が龍真咲さんに当にうってつけだとつくづく感じ、
また、明日海りおさんのティボルトには《翳》《屈折感》を感じました。

これは逆バージョンも絶対視なあかん。視な、視…

視られへんねん。
あと、星組から異動して来られた《美弥るりか》さんもめちゃくちゃ素敵だし

ベンヴォーリオ役の《星条海斗》さんの演技は、
若いながら全体を締める迫力があり、お二人とも当に新生月組の要である。
役が替わった時の、こういう周りの演者さんの反応も

今回の役替りの見所…みどこ、み…
視られへんねん。

自分で振って自分で落として、いい加減悲しいですわ。


もうひとつの方程式「オトコもタカラヅカにハマると、公演ポスターを額にはめて眺め出す!」

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