先日『それいけ!アンパンマン よみがえれバナナ島』の劇場公開初日に
作者のやなせたかしさん(93)が
「ディズニーは甘い」
と大上段に振りかぶった発言が一部話題になりました。
と、いうことで今日視てきました。
そもそも
アンパンマンを楽しみにしてる子ども達には予告が多過ぎなのです。
予告が終わって一瞬暗くなると
「アンパンマンっ!」
と期待して呼ぶのに、また違うアニメの予告なのです。
これが15回弱ありました。
アンパンマンが見たい子どもの事情と
予告は流さなければならない大人の事情がせめぎ合い、
大人が子どもを、有無を言わさずねじ伏せる構図です。
子どもが不憫でなりませんでした。
そんな子ども達にいきなり本編は受けいられにくいのは自明の理。
そこで本編の前に、歌とダンスで楽しむ短編が上映され、
アンパンマンやバイキンマンと一緒に踊れる子どもは一気に心を掴まれる訳なのです。
その短編で中心になるのが
新キャラクター・カバの双子姉妹のシドロちゃんとモドロちゃんです。
ダンスが上手く出来なくてシドロモドロになって泣いたりする彼女達に
アンパンマンが親身になってアンパンを分けてあげるのですが
その、アンパンを受け取る時はシドロモドロしてませんでした。
躊躇なく手にしてました。
アンパンを貰う事自体にシドロモドロになってアンパンを受け取ってくれず困るアンパンマンを
視たいです。
やなせ先生、宜しくお願いしますっ!
追伸:本編、ふつうに楽しめ、感動できる内容で大変面白かったです。皆様も是非!
(お金はもらってませんよ。)
先生のあの、世界企業を相手にしない気概は、伊達じゃない。
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