2012/08/19

『桐島、部活やめるってよ』と神木くん

映画『桐島、部活やめるってよ』を視てきた。



公開前から注目してて、ずっと視たかったんだけど

忙しくてなかなか時間が割けれなくて、
でもやっと、昨日視れた♪───O(≧∇≦)O────♪

、って訳じゃなくて。
公開前・公開後と全くノーマークで、
「またや…長いタイトルの、こんなん最近流行りやねんな。あっ、神木隆之介くんだ。へ~」

と、台詞をそのまま作品のタイトルにして結果長ったらしいタイトルになる、という
(奇を衒(てら)った、最たるケース!
飛んで火に入る夏の虫、とはこの事!ってくらいの「奇を衒う」を地で行く?)みたいな
そんなパッと視、変なタイトルと

神木隆之介くんが出演してる、って事だけを【ただ知っているだけ】の作品だったんです。
でも、
何か、ふと視に行ってみた。

面白かったです。
凄く良かったんです。
青春映画です。
とても面白い青春映画でした。

学生時分の、あの思春期の甘酸っぱさたるや。
運動部とか文化部とか部活やってない、とか受験を控えてる、とか放課後とか恋とか失恋とか
グループとか内職とか顧問とか呼び出しとか嫉妬とか喧嘩とか頑張る、とか生きてく、とか
学校生活における森羅万象が陰陽明暗含めて、
ぜぇ~んぶ「良いなぁ」って思える。

これからの、将来のことしか視ない僕が珍しく
「あの頃に戻りたい…あぁ」と思いました。
あの頃に戻って、
片想いの、あの女の子に想いを伝えたい。

「一日だけ一緒に付き合ってください!」と…。
「あ、じゃあ1時間だけでいいんで。お願いします!一生のお願いです」と…。
「じゃあ、もう一緒に過ごさなくていいんで、嘘でもいいから、
    ここで一言、好き、と言って下さい!それで諦めるんで…今日は」と…。

今ではとても後悔してるんです。
泣いてでも、土下座してでも、どうして出来なかったんだ!
スカートの裾に縋(すが)ってでも!
スカートずり落としてでも!どうですか?
この爽やかさ。

女の足下での土下座・号泣も
爽やかに鮮やかに美しく映る、それが青春期だと思います。
改めてそう思わせてくれる、そんな素敵な映画です。
(注:上記した様な場面は劇中にはありません)

そして、問題の神木隆之介くんは
子役時分の圧倒的な可愛さを良い感じに残した、子役の珍しい成功例です。
フジテレビの『涙をふいて』というドラマを是非とも借りて観てみてください!

神木くんの可愛さたるや
鈴木福くんも「大目に見てまぁまぁ」と思わせられます。

あっ(慌)、鈴木福くんも可愛いらしいですよ、十分…うん(納得)

[注]さっきから男性子役の名前出しては「可愛い」を連発してますが
僕はホモでも、ゲイでも、ペドフィリアでもありません。

あと最後に、【桐島】って苗字のチョイスもこの映画の良いところです。

あぁいう、学校で人気があったり、
ルックス良し!超万能型スーパースター的なポジションの人には
【桐】が付く苗字がよく似合うんです。

バトルロワイアルの、一番能力があるクラスメートも桐山で【桐】が付きましたし、
箪笥もやっぱり【桐】箪笥ですし。

この映画を視た帰りの喫茶店で感想言い合う時に当投稿を参考にして頂けたら幸い哉。

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