やっべ。
まじ嬉しいっす。
嬉しい事や楽しい事が起こった時ってやけに気持ちが高揚してて、
ほんと、誰かに伝えたくなるよね。
で、そういうのは、大抵において
聞かされてる方はつまんないモノなんですけど^ ^;
だから、今この記事を読んでるのがアナタが
遅刻しそうな学生や、凶悪な犯人を追跡中の刑事さん
じゃなかったら、
じゃなかったら、
ぜひ読んでほしいな。
あ、どうも。
2015年もあと一月も経たない内に下半期に突入、って、そんな時期の
とある夜。
ほんの、さっきの出来事。
2015年6月8日未明
上半期で一番嬉しかった事がオーバーヘッドスライディングで飛び込んできた。
、と同時に
人が喜ぶような事ってこんな些細な事なんだ。って考えさせられた。
少なくとも、僕は。
宝くじで何億も当てたとか、
目指してる大学に入れたとか
決して綺麗じゃないけど応援してるアイドルが選挙で1位になったとか、
そういう大きな事じゃなくて、
ほんの小さな事。
何が起こったかと云いますと、
《ついに、
マンションの外壁をよじ登って3階の自宅にたどり着けた》んです!
と、いいますのは
僕のマンションは、自分の部屋に入るのに2回開錠が必要なんですね。
マンションの建物自体に入る為のオートロックと、部屋の鍵です。
さらに、そのマンションのオートロックが大問題で、
暗証番号で開錠出来なくて、絶対に「鍵」が必要な
前時代的なオートロックなんです。
前時代的なオートロックなんです。
さっき【ついに】と書いたのは、
以前(半年ほど前でしょうか)
その鍵を持たずに出てしまい、マンションから締め出された状態になって
部屋が3階なので
マンション裏に廻って配管伝いによじ登ろうとして後ろ隣のマンションの配管に足をかけたら
警報センサーが鳴って、結局一晩中逃走した経験があるからです。
こういう事が2度とないように、
「外に出る時は必ず鍵を持つ」のは勿論、
さらに(同じ事がアクシデント的に起きた時を想定して)
【綱梯子を作っておこう】と猛省したんですよ。
でも結局作ってないんですよね。
あれから随分時間が経ってるのに。
次の日にホームセンターで縄でも買って来てスグ作れそうなもんなのに。
何にも準備してない。
その内に悲劇は起こったんです。
2015.6.7 23:58 帰宅
2015.6.7 23:59 締め出しに遭う
ゴミを捨てに外出たんですよ。
で、マンションの例のオートロックの扉なんですが、実は開けっ放しにしておけば締まらないんです。
ソレを知ってるんで
鍵を持たずに扉を開けて、
開けっ放しにして、少し離れたゴミ置場に捨てに行って帰って来てみたら…
締まってる訳なんです。
何かの弾みで締まったんですかね?もう何で締まったのか、
原因なんてもうどうでもいいの。
原因なんてもうどうでもいいの。
次の瞬間から、これからどうすんねん?なのです。
如何にして部屋に戻るか。
で、僕が如何にイケてないのは
草履で、唯一の所持品が携帯じゃなくてポケットWiFiだけ。
草履で、唯一の所持品が携帯じゃなくてポケットWiFiだけ。
まぁ、その様な状態でも起死回生の為の選択肢はいくつかある訳。
1. とにかく待つ!(時機をジッと待つ系)
同じマンションの住人が出て来るまで、又は、自然開錠する午前8時まで。
2. 僕の部屋の窓のスグ外に立つ電信柱の鉄梯子を登る!(未来を切り拓く系)
3. マンションの裏から配管を伝ってよじ登る!(未来を切り拓く系)
身の安全を考えたら当然 ⑴ なんでしょうが、
僕のマンションは住人が少なく、僕含めて4人なんです。
僕以外の3人さんの部屋を下から見ても、2部屋は完全に寝てるんですかね、真っ暗です。
唯一電気が点いてた一部屋も、
僕の存在に気付かせる為に窓に小石をぶつけようか、どうか…迷っている内に電気が消えました。
これで、もし待つなら約7,8時間です。
はっきり云って、無理です。
「未来は自分の手で拓くもの」をモットーとしている僕にとっては
全く現実的ではありません。次!
僕の部屋窓は基本鍵を掛けてないので、
その高さにまで到達できたら窓から部屋に入れるのです。ということで、
次の手は②の電信柱の鉄梯子です。
僕の部屋窓は基本鍵を掛けてないので、
その高さにまで到達できたら窓から部屋に入れるのです。ということで、
次の手は②の電信柱の鉄梯子です。
コレを3階の高さまで登っていって配線など避けながら体を開いて手を伸ばせば、
僕の部屋の廊下の窓に手が届けます!
しかし、
鉄梯子の第一段目がかなり高い位置3mくらいなので、まずそこに手が届きません。
そこで、向かいの喫茶店の店先に置いてあったコンクリートブロックに、
駐輪場で見つけた花鉢を重ねて、その上に立って手を伸ばして
やっと鉄梯子の第一段目に触れる事が。
でも、
身体が重くて、無理でした。
明日からライザップ!
次!
最後の手段は、あの悪夢のマンション裏です。
前は…
このイメージで、
僕のマンションと、裏隣とのマンションとの間が狭いので、絵の様に登っていこうと思ったんですが
隣のマンションの配管に足をかけたら警報センサーが作動したのか
警報が鳴らして失敗してしまったのです。
今度は、
前回よじ登ろうとした場所のちょっと奥に2メートル程のコンクリの壁があるのに気付いて、
とりあえずその壁の上に立って、配管を辿れば2階のベランダに辿り着けます。
2階の部屋は誰も住んでません。
2階の部屋は誰も住んでません。
さらにその2階の部屋のベランダにある室外機に乗って手を伸ばせば
3階の僕の部屋のベランダの柵を握れます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕は自分のイメージした通りに体を運んで行きました。
勝利の確信は、自分の部屋のベランダの柵を握った時です。
あとは死に物狂いで懸垂して夢中にベランダの中に飛び込んだ。投げ込んだ、という表現が正しいかな。
一番大変だったのは、コンクリの壁の上に立つまででした。
ベランダの柵から入る自分の部屋は、全く知らない部屋のような感覚でした。
まさか今夜中に生還出来るとは思ってなかったので、ホントに嬉しかったし、
何より、
不可能を可能にした喜び、達成感が嬉しかったですね。
僕が住むマンションの住民は鍵を持ってないと再び中に入る事は【出来ない】のだが、
僕はその不可能を【可能】にする唯一の人間である。
多分。(他の住民も同じ様な手でクリアしてたらどうしよう)
とりあえず、今年の上半期で一番嬉しかった事である。
一年通してイチバンになるかもしれない。
とりあえず
彼女が出来たり、仕事で大きなプロジェクトを任されたり、宝くじで2等が当たったり、
そんなのだけが幸せじゃない、って気がするな。
人の数だけ幸せがある。
追伸 :この半年間、それだけ良い事が特に無かった、って事なんですけど。
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