2011/06/13

my YUMING #2『未来は霧の中に』


どうも、こんにちは。

myYUMING第2弾は...
「OLIVE」(1979)収録の『未来は霧の中に』です。

簡潔に言えば、主人公の少女の回想、
女性の(初)恋に対する価値観を
その最中の当時の世相をモチーフとして。

またはその逆。
価値観の方をモチーフにして
世相を回想してるのかも。
(まぁ、前者だろうけど。)

その価値観ってが
人生でのいくつかの恋の中でも
初恋だけは
唯一無二の凄い事として
捉えていること。

後に続く恋は、どれも一緒っていう。
それは歌詞中の
〔月面着陸〕や〔火星有人探査〕
に例えられてて、
それくらい偉大な夢ってことで、
初恋というのは。

また、それを回想している訳だから
そういう年頃の私(女)が現在進行形で
そう夢見ているって話じゃなく、
既に過ぎ去ってしまった今の、大人の私(女)が
今でもそういう価値観を持ってるという、

ただの一過性のものじゃなく
女ってそういうもんなんだっていう
一般論が綴られている。
僕はそういう価値観は分からないのだが、

そしたら、何故この曲が好きで選んだのか?
それは
冒頭の

『Faubourg Saint-Honore』(フォーブル サント ノーレ)や
『カルダン et クレージュ』

という固有名詞、

初めて聴いた時に意味の分からなさ、
この曲に感じた神秘性といいますか、

何かね
そんな初聴の感覚みたいなものを
今も大事にしてるんです。

【一緒やがな、(私)と】って話ですが、
初見の感覚、印象を大切にしたい感覚ってのは

対象は何にしろ、普遍的なモノかもしれない。

You Tube⇒http://www.youtube.com/watch?v=ve018epAMA8&feature=youtube_gdata_player
歌詞⇒http://www6.airnet.ne.jp/satoumc/cgi-bin/kashi.cgi?ARG1=0070&ARG2=01

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