2016/02/22

今日はこの本を買いました。『フェルメール全点踏破の旅』



読むペースより買うペースが速いので、こんなタイトルになりました。


ここで紹介するのは読んだ本の感想でなく

僕が其の本を買うに至った〈どーでもいい〉物語です。


(注、買った本は読むとは限りません。)

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さて、みなさんに質問です。



画家・フェルメールは聞いた事があると思いますが

その「フェルメール」というのは



《姓》でしょうか??

それとも、

《名》でしょうか??






























えー、答えは《姓》です。

名は  ヨハネス  なんですって!

(なので、ヨハネス・フェルメール、というらしいです。)



そんな

《本当は世間みんなが知ってるかもしれないが、僕は(あれっ?)と一瞬詰まってしまう事》が

今日買ってきた本のカバーの折り返しのところに書いてありました。



今日買ってきた本は、朽木ゆり子さんが書かれた「フェルメール全点踏破の旅」(集英社新書)です。

全ページカラーでフェルメールの絵が全部載ってる!んでしょうね〜





フェルメールに関して僕は、まったく興味がありません。

カッコつけてるとかそういうんじゃなくて。ガチで。



でも、バイト先のトイレの入り口に当のフェルメールの有名な『真珠の耳飾りの少女』の絵が額で飾ってあり、

(勿論、本物じゃありません)

それを、ほぼ毎日視てます。

1年で300日は視てます、悲しい哉。



でも、一向に興味が湧きません。

展覧会があっても赴く訳でもなく。

「詳しくもないので、どうせ展覧会に行っても解らんだろ」と、

いつの間にか行かない理由を捏造してるのです。



かといって

「(展覧会行けるように、少し勉強しとこう)」

ってなるのかといえば、そうでもありません。



でも、よく考えたら、

知らないから行くのであって、詳しかったら行かなくてもいいですよね。



あと、まぁ、これも【要らんしょうもない意地】と言いましょうか。



世間のフェルメール熱に乗り遅れたので拗ねてた、

っていうのも一つの理由かもしれません。



何なんでしょう、世間の、フェルメール熱は。。



と、思ってしまうのです!

前述した、間違った論理(フェルメールを理解している人が展覧会に行く)でいけば、



フェルメールの展覧会にフェルメールの絵を観に行ってる人を

「フェルメールの事をちゃんと理解してんのかな」

と意地悪な気持ちで唾を吐いて眺めていて、



そんな「ちゃんと解ってないのに観に行っている人」に僕はなりたくないから展覧会に行かない。

という、もう最悪の論理です。



でも

先日バイト先で、その、飾ってある「真珠の耳飾りの少女」とフェルメールについてお客さんと話をする機会がありまして、

(話をする、といってもずっと聞いてるだけでしたが^^;)



そのお客さんは美術に関して造旨が深いといいますか、

[油絵とはこういうモノで、その油絵の中でもフェルメールはこうこうこうだからこれだけ評価されている云々]と

説明して頂きまして、

また、その説明がエラく簡潔で



その時は

「フェルメールよりこのオッサンの方が凄いがな」

と感動したんですね。



説明が正しいかどうかは判りませんが、

でも



物事について自分の定見をもち、説明出来るというのは、素晴らしい事ですよね。



まー、そういう出来事があったんで、

いうなれば、



今回のこの本を手に取った理由は



フェルメールへの純粋な興味

というより



《あのお客さんの様に説明出来るように油絵、乃至フェルメールの、イロハだけでも押さえておこう》

と思ったからです。

でも



僕に会った時に

「フェルメールの事を教えてください」とか絶対聞かないでください!



だって、この本、買いはしましたけど、読むとは限りませんから。




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日本夢之助

(1)よしもと漫才劇場に出るためのオーディション
『UP TO YOU』
3月4日(金) 19時45分開場/20時開演
場所・中崎町 BSQUARE(大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」下車、3番出口あがったところのビルの地下1階です)
料金・500円


(2)よしもと漫才劇場に出るためのオーディション
『UP TO YOU』
3月14日(月) 19時45分開場/20時開演
場所・中崎町 BSQUARE(大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」下車、3番出口あがったところのビルの地下1階です)
料金・500円



手売りチケット/手売られチケット、ありますん!><

2016/02/20

タメにならない映画レビュー『キャロル』



これは、アノ映画の「アソコが良い」とか「あの女優キャワイイ」など個人的嗜好しか論じない、

ネタバレしない点だけが「せめてもの救い」の

全く《タメにならない》映画レビューです。


悪しからず。


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ハイエク、



あ、



拝啓、

先日14日TOHOの日(安い)という事で


梅田TOHOでケイト・ブランシェット主演の「キャロル」を視て参りました。



性欲とったら何も残らない私にとりましては、

ただ一言に尽きるのでございます。



ケイト・ブランシェットのたくましい裸背中が視れる。



男と女、男と男、女と女、と

恋の形は色々ありますが



その「ふたり」2時間も見続けますと

その形はどうであれ

感情移入とは言わないまでも、いつのまにか2人を応援しておる自分に気づくのです。



簡潔に申し上げれば、「女性が女性に恋をする」という話でして、

今でこそ社会自体が理解を示し始め法整備など社会インフラも整って参りましたが、

そういう事にまったく寛容さが皆無の、50年代が本映画の舞台でして



そういった時代の人や街が再現されてて、

ものすごく綺麗な映像を拝む事ができます。

とかく



ケイト・ブランシェットのたくましい背中が見れます。

それの一言に尽きます。



僕もカラダ鍛え直そうと思ひました。



あと

あとダブル?主演の初めて視る女優さんでしたが、ルーニー・マーラさんがとても可愛くて、



何が良いって、ヘアスタイルが!




ショートボブ? セミロングボブ?



全然詳しいから判りませんが、カチューシャ?ヘアバンド?で前と後ろ分けて、

ちゃんと耳が出るように後ろ纏め気味に流している、っていう。



「あのヘアスタイル、絶対流行るだろうな」



と勝手な予想を立てては



「でも、流行るほどヒットしてないからなぁ」

「いい映画だけにもったいないな」



と勝手に評価して勝手に諦めて、、



世の中勝手や。



※僕に絵では伝わらないのでちゃんとした画像を転載しておきます。





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日本夢之助

(1)よしもと漫才劇場に出るためのオーディション
『UP TO YOU』
3月4日(金) 19時45分開場/20時開演
場所・中崎町 BSQUARE(大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」下車、3番出口あがったところのビルの地下1階です)
料金・500円


(2)よしもと漫才劇場に出るためのオーディション
『UP TO YOU』
3月14日(月) 19時45分開場/20時開演
場所・中崎町 BSQUARE(大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」下車、3番出口あがったところのビルの地下1階です)
料金・500円



手売りチケット/手売られチケット、ありますん!><

2016/02/19

タメにならない映画レビュー『オデッセイ』


これは、アノ映画の「アソコが良い」とか「あの女優キャワイイ」など個人的嗜好しか論じない、

ネタバレしない点だけが「せめてもの救い」の

全く《タメにならない》映画レビューです。


悪しからず。


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こんにににー。



大昔の話をしていいですか?

ダメって言われてもしますけど。



最近心から笑う事があまりないなぁ、って

ふと思う事があって、

例えば、最後にテレビ観てて笑ったのいつかなーー?



なんて思い返したら、、、、

もうすんごい前なの。

大昔。

4,5年前。



当時民主党政権でね。あ、日本の民主党ね。

官房長官が仙谷さんだったんだけど、

お昼の情報番組「ひるおび」に仙谷さんがゲスト出演されて、



で、その日のコメンテーターの一人がデーモン閣下だったの。

仙谷さんとデーモン閣下が同じ画面に写ってるの。



どんな画面なんだよって笑



ぶりぶりぶりぶりぶりぶぶ、ぶ、ぶり、、ぶりぶりぶりぶりぶりぶり

ぶろんぶろんぶりぶろん



って思わず屁が出ちゃったの。思い出だなぁ。

あ、すみません食事中のところ。。



今日はその、デーモン閣下つながりということで、



ハリウッドのデーモン閣下こと、マット・デイモン主演の

『オデッセイ』を視に行ってきたよーん、だ。




小栗旬主演の「信長協奏曲」を差し置いて、ただいま大ヒットしてます

みんな、売国奴だねー



ひとりだけで売国奴扱いは辛いかも知んないけど、みんなが売国奴なら怖くないよね!



簡潔に説明しますと、

火星探査チームの1人が事故によって独り火星に取り残されてしまう話です。



そない水もありません。

そない食料もありません。

地球からの助けもずっと先です。



果たしてマットちゃんはどうやって生きていくのでしょうか?

当の主人公にとっては暗い気持ちになってしまいそうな絶望的な状況なのですが



70、80年代?のディスコミュージックがかかったりなど、終始明るい雰囲気で、イケイケです。

いかなる状況でも己の全知を尽くして目の前の事に臨んで進んで行かなければならない。って事みたいです(^^;



NASA長官役のジェフ・ダニエルズもいいです^^


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日本夢之助
(1)よしもと漫才劇場に出るためのオーディション
『UP TO YOU』
3月4日(金) 19時45分開場/20時開演
場所・中崎町 BSQUARE(大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」下車、3番出口あがったところのビルの地下1階です)
料金・500円


(2)よしもと漫才劇場に出るためのオーディション
『UP TO YOU』
3月14日(月) 19時45分開場/20時開演
場所・中崎町 BSQUARE(大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」下車、3番出口あがったところのビルの地下1階です)
料金・500円



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2016/02/15

『君はあれか、中央公論を知ってるか⁉︎』



「何でないのんや!」



先日、梅田の大型書店で物色していたら

後ろからお年寄りの怒声が聞こえてきた。



さて、この、本屋だけに《ほんの》5分ほどの短い間に起こった出来事を書こうと思っているのですが、

別にオチとかないので、それでも構わなければこのまま読んで頂いても良いですし、

気に入らなければ、今すぐ立ち去って貰っても構いません。



まず、一つ目の問題は、この話の主人公の「お年寄り」をどう書くか、

であるが、「お年寄り」と書くと角が立つかもしれない。

「年寄り」はもっと角が立つ。「老人」「御老人」もアレなので

ここは仮で「ゲンジ」と名前を付けたいと思います。呼び捨てでいきたいと思います。



背中で聞いていると、

【欲しい本が探してもないから店員さんに探してもらっていて、その店員さんも他の店員さんに応援を頼んで探しているけど見つからない】

、というのが事情のようです。



人のお怒声ほど嫌なものはない。

ほんとに嫌になる。

まじで。



ましてや僕が本屋に居るって事はつまり僕にも気になる本があるわけで、

さらに当の、その本が目の前の棚に並んでいるのだから、

怒声が嫌で移動する訳にもいかず、我慢して目の前の本に集中しよう!と決意しましたが、

まぁ、無理です。



振り向くと

ゲンジは着物姿でハットを被り、巾着も下げ、杖をついていて、

身なりはすごく整っている。

そのゲンジが、

フロアの中程に位置する、店員さん的「奥」となる部屋に向かって怒鳴っているのである。



入り口のカーテンが「ここから入らないでね」と言っている。

カーテンには従う従順さと、

さっきから怒声を発している威勢が

ゲンジの中で矛盾している事に本人は気づいていないだろう。



欲しい本が見つからないのと、カーテン越しというので

ゲンジはの苛立ちも増してきたのか怒声もだんだん大きくなってきて、

本に集中したい僕は、本に集中しているゲンジに集中する他ない状態である。



「結局ないんかいな!」

「どないや!」



「なんでないのんや?」



何の本を探しているのか知らないが、結局在庫がないのか

店員さんも



「大変申し訳ないのですが、当店ではお取り扱いしてないようで…」

と誠意を見せて謝っているが、

「ないことないやろ!」と大声で食いさがるもんだから


店員さんも

「他の店舗の在庫も確認しているのですが、どうやら扱ってないようでして…」



と平謝りするしかない。



ゲンジは

「※※書店が扱ってない訳がないがな!」



無いのに探せ、というのは店員さん的にキツいと思うが、

その本がたまらなく欲しくて、((※※書店に行けばきっとあるだろう))とわざわざ足を運んだゲンジの気持ちも判る。

筆者も本が好きで、同じような気持ちで探し歩くこともあるからである。



欲しい本を探す時の「希望」は、甘美で、光り輝いている。

※※書店に足を運ぶのも《わざわざ》ではないのである。

肉体がまったく疲労を覚えないのである。

恍惚状態と言っていい。



しかし、【そこにあると確信して行ったけど、そこには無い。】となると

結果が変わってくる。

すべての行動に《わざわざ》という副詞がつくのである。



《わざわざ》というのも、本屋にとったら「知らんがな」ってハナシなんですけどね。

無いものは無いんですから。



さて、相変わらず、ゲンジは

「※※書店に置いてない訳あらへんがな」

の一点張りである。



「キミはあれか、中央公論って知ってるか?」

「は、はい」



「中央公論を置いてないのと一緒やで」



と、比喩を持ち出してきた。

しかし、無いもんは無いのである。



さすがに、ゲンジもしびれを切らしたのか、というか思い知ったのか、飲み込めたのか

「くっ。」

っていう、観念し、ツバを飲み込んだ微かな喉声を僕だけが聴いたような気がした。




「もうええ!」

と、威勢だけをそこに置き残して、杖をついて店を後にするゲンジはなんか可哀想でした。



誰も悪くなない。



僕も神聖なる本屋で怒声を吐くジジィと最初は憎んだものだが、、、。

願わくば



ゲンジが求めていた本がもっと頑張って※※書店に置かれるのを祈ることしか、僕に出来る事はない。




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日本夢之助

(1)よしもと漫才劇場に出るためのオーディション
『UP TO YOU』
3月4日(金) 19時45分開場/20時開演
場所・中崎町 BSQUARE(大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」下車、3番出口あがったところのビルの地下1階です)
料金・500円


(2)よしもと漫才劇場に出るためのオーディション
『UP TO YOU』
3月14日(月) 19時45分開場/20時開演
場所・中崎町 BSQUARE(大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」下車、3番出口あがったところのビルの地下1階です)
料金・500円



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