2012/04/27

とある懸念

行列が大っ嫌いなのです。

今日も仕事に行く途中の南森町に美味いコロッケ屋があるので
買っていこうと思って立ち寄ったのですが

行列だったのでやめました。
どうしても食べたいものでも、行列に並ぶくらいなら
我慢するのです。

以前は、そう気にせず並んでたんですが
ある時、ふと[我に帰った]のか?並ばなくなりました。
何なのでしょう、
あの、傍から視た時の《情けない姿》《無防備さ》。


地震が多い今とあっては
寝てる時より無防備だと思います。
もはや
日本で一番無防備だと言っても過言ではないでしょう。

あ、行列を忌み嫌うのは僕の個人的な感覚なので
持続的な経済成長の為に、皆さんは是非並んで下さいね!おわり
今ファーストキッチンでセットを食べていますが、

初めて、ポテトの入れ物について真剣(気味)に考えてみました。
マクドナルドの様に、しっかりした専用の包装はいいのですが
ファーストキッチンの紙袋
これは駄目ですね。


あの、美味しい粉を万遍なくまぶすにはいいでしょうが
この形状の紙袋のせいで、どうも食事がみすぼらしく感じてしまい
これで食べてたらなんか…
自分がハトみたいに思えてきましてね。

パンの耳が入ってそうな袋に、そない変わらない【ポテト】が入ってたら
餌に見えてしまうのは必定!
ポテトを食べるならやはり皿に入れなければならない。

場所がかけ離れているために気付きにくいんでしょうね、一緒なのに。
たとえポテトの他に、あと飲み物も頼んでても、

果たして【コップで水分摂る器用なハト】にしか見えません。

こんなことを考えてしまうようでは
今後何も食べれなくなって

ひょーっとしたら、餓死するかもしれない、のかもしれない。

2012/04/24

オトコの『タカラヅカ・ハマったもん勝ち!』#8

宝塚にハマった男にとって去る22、23日は、

何を目にし、何を耳にしようが
ただただ、元月組トップ・霧矢大夢を想うだけの日でした。


井上和香が誰と結婚しようが
トキのひなが何羽誕生しようが

不適切表現でドラえもんのDVDが回収されようが。
一に霧矢、二に霧矢。
御存知の通り、22日の東京公演千秋楽を以て宝塚を退団されました。

タカラヅカに少しでもハマりますと(贔屓の組の)スターが退団する、その時の寂しさたるや
それはそれは、自分の事の様に大きい問題なのです。
いや、もはやこれは《自分の問題》なのかもしれぬ。
心の支え、とも云えようか。

これはさざえ


キリスト教やイスラム教の、敬虔な信徒の方々にとっての
神、と一緒なのです。
マジで。

日本でいえば、会社みたいなものですかね。
定年退職して
明日から何をしたらいいのか分からなくなる、様な
そんな感じです。


霧矢大夢さん自身は勿論そうでしょうが
霧矢大夢さんを好きなファンの方々も何故か
同じ調子やと思います。
そう、その日僕は

【退団日の公演は東京だから無理としても
TOHO系の映画館でのライブ中継で退団される姿は何としても見届けたい!】
ということで(前回書きましたが)

三宮のミント神戸分追加、という絶好の機会に恵まれながら!
先行抽選に漏れ…


思わず鼻から大きく吸い込み天を仰ぎました。
(↓一般日本人成年男子が『観念』した瞬間を激写!)


当選を想定してバイトも入れてなかったので
その日は天気の良い、ただの休みの日になりました。

…中継を視れてても【休み】ですけど。

2012/04/23

1バグ。

競馬場でも

特にパドックなんか視てますと
人間のエゴを感じます。

人間がただ単に(愉しむため)だけに、というエゴ。
人間の娯楽のために
動物は押さえつけられ、振りまわされるのです。

下の写真は
人間が馬を「振りまわすために、振りまわされている」という


時たま垣間見える、地球における人間経営システムの、とある歪みです。


かと言って

僕が競馬を止める気はありませんが…。
罪滅ぼしとして、馬肉は食べません。

もうすぐ天皇賞(春)!4月29日(Sun)京都競馬場にて!!

2012/04/22

おいしい生活 ~「バーガー」って何だろう⁇~

こんばんわ。

本日『T's Star Diner』というお店(福島店の方)でBigggggggなハンバーガーを
友人のヒロシと食べてきました。

彼には趣味といえるものがありません。
彼女が側に居ない時は決まって僕を誘ってきます。
もはや、趣味は「僕」のようです。

当店の目玉は「高槻バーガー」という言うなれば佐世保バーガー的なバーガーでして、
僕が食べたバーガーもこの通り!


向こうに見えるピクルス・トマトをバーガーに挟みます。
[反省:もうちょい絞って(ぼやかさずに)撮りましょう↑↓]


バーガー、バーガーと、その言葉を並べ立てると
「なんやねん、バーガーて」と、さっきから不思議な感覚になってきました。

お店で食べてる当時はそうでもなかったのに、今になって。
それまで気にならなかった、当たり前の事が突然、
当たり前過ぎて逆に分からなくなる感覚。ございませんか?

前述した言葉の響きだけじゃなく
人の顔の形状なんかも、分からなくなったりします。
思い出せない、とかそういう事じゃなくて
目の前にある顔を見て(なんなんだろう、この顔は?)と頭の中が混乱するのです。

僕の場合SMAPでは
中居くん、草彅くん、稲垣さんと経験があります。
これでは語弊が生じるので、分かりやすく申し上げると
各々の顔を視て(不思議だな)って思う、ただそれだけなのです。
話がだいぶ逸れました…。

「高槻バーガー」食べたらこうなるって訳では御座いません。あしからず。
むしろ、めちゃくちゃ美味い!
美味い肉と
美味いチーズと

美味い玉子と
美味いトマトと
美味いレタスを

美味いパンで挟んでマズい訳がない!
店の兄ちゃんも美味い!はず。

エエ人です!(名前聞くの忘れたけど)


T's Star Diner 公式HP⇒http://www.ts-star-diner.com/foodmenu.php

2012/04/17

もっとあなたを知りたくて ~足利義満~

やはり中公新書は良著揃い!(お金は貰ってません)

只今、読んでいるのは
今谷明氏が著した『室町の王権 足利義満の王権簒奪計画』(中公新書)です。


学生時分に得た、室町時代の知識、教養は
あってないようなレベルでございまして

今回、山川出版社の『日本史』も読み返してみましたが
足利義満が何をしたか、が微塵も書かかれてない、
ということを実感しました。(お断り:勿論、山川出版社は悪くありません)

足利義満は、国王になろうとしたのです。
極端にいったら、天皇になろうとしたのです。
真の日本の統治者を目指すに当たって
教科書での記述は

武家トップ(将軍)として、足利家以下の武家(守護大名)の統治、に留まり
肝心の天皇家・朝廷への工作は2、3行にまとめられてしまってます。
今回の新書は、その、教科書でたった2、3行の記述に終わっている事柄が
200ページ以上に亘って記されている点が
凄くセクシーだと思います。

室町時代⇒室町幕府⇒日本の統治者という、安直なイメージを抱いてしまいがちですが
実はそうでなくて
幕府(将軍)といえども、武家の棟梁ってだけで
京都には必ず、もう一つの王権があるのです。
いつの時代も。
だから、これは室町時代に限ったことでなく

古代中世から当代に至るまでの、
「誰が日本代表なんだ?」という日本固有の問題にも繋がるのです。
歴史的に
【天皇】という位、家、制度の、それ自体の存亡に関しての危機は
何度かあるのですが

中でも!
一番危うかったのが、当に
足利義満の時だった!
らしい…

という事を最近風の便りで、というか小耳に挟みまして
その時一緒に紹介されてた本が中公新書の『室町の王権』だったのです。
義満が如何に国王(天皇)の位に近づいていったか、というその工作が、迫力を以って

刻々と綴られています。義満のその、目に余る《天皇家への浸食》は
「そりゃ、幕末に自分の木像の首が京都の河原に晒されるわ!」と納得できます。


この、桂枝雀さんみたいな風体をした男が
天皇の、その存在を脅かしたのです。

そう思うと、読みたくなりませんか?

2012/04/12

桜は群像花です。

僕が住んでいる部屋からは桜が視えます。

今のところに住み始めて2年以上経ちますが
最近になって始めて、その桜を綺麗だと感じました。

前々回の投稿では神戸・灘の観桜スポットを紹介しましたが
灯台元暗し、で自宅前も穴場でした。(産湯稲荷神社・大阪市天王寺区)
最盛期も過ぎた今頃になって紹介する事ではありませんが

3月下旬は
まだまだこんな具合でした。


それが今日4/12ともなると
このように花盛りです。(注:本物です)


思わずカメラを提げて撮りに出てみました。
今回改めて、

『桜』というのは、被写体としては群像花だと思いました。
群像花というのは自製語なのですが
要するに、花一輪に寄って撮ると…

「大した花じゃないな」と感じる訳です。
(注:感想には個人差があります)
集まってやっと「綺麗だな」と。
かと言って引いて撮っても

何か味気ないんですね。
(注:感想には個人差があります)
やはり、前回にも載せた写真の様に

木の下に潜り込んで
空をバックに

伸びる枝やら、そこから咲く無数の花弁やらが


乱交している様は

ほんとっ、迫力があります。(注:感想には個人差があります)
無数の枝枝が伸びる様など、生き物にも見えて


僕は性的にも似た刺激を感じ惹きつけられるのです。
(注:感想には個人差があります)


桜を撮りに行って、沢山写真を撮りましたが
最後に、中でも特に気に入った、渾身の2枚をどうぞ!


今日など写真を撮っていましたら
近所?のおばさんに話しかけて頂きまして(初対面)。

ご主人はもう亡くされてるそうなんですが
そのご主人も写真が趣味で、沢山の写真を残されたらしく
遺された家族にとって

写真というのは、昔を思い出す時に助かるから本当に有り難い、という話をして下さいました。
そういう側面を、感じるかどうかも

個人差があります。

2012/04/11

オトコの『タカラヅカ・ハマったもん勝ち!』#7

オトコもタカラヅカにハマれば、東京千秋楽視たさにいざ新幹線に乗り込っ!みたいキモチ…

こんにちわ。
宝塚歌劇の公演というのは

基本的には
最初に宝塚大劇場(兵庫)で1ヶ月やってから
東京に持って行って、

そこ(東京宝塚大劇場)で1ヶ月やります。
だから
宝塚女優の方々が退団する時は
その生活を東京で幕を降ろすことになるのです。

これにより関西ファンは自ずと
地理的、従って経済的にハンデを負います。
真のファンなら真の千秋楽こそ観劇して見送りたい、という気持ちに違いない。
月組トップスター・霧矢大夢さんが
今現在東京で公演中の『エドワード8世~』(画像・下)を以て退団される事を


僕は再三に亘り、
これでもか、ってくらい、
ウザいくらい、
逆に退団して欲しいのか!と文句が出て来そうなくらい
当ブログで記してきた訳ですが、

問題は、その《霧矢大夢》というスター性だったのです!
というのは、
その、東京宝塚大劇場での千秋楽の模様を
東京のTOHO系の映画館と、こっちの劇場でも生中継する、というのです。

いわゆる、「ライブビューイング」っちゅう奴ですが、
最近のトップスターの中でも異例の対応ではないでしょうか!?
その情報を聞きつけたのが遅かったようで…

関西で唯一中継するバウホール(宝塚大劇場に併設)分は
既に完売っ!という憂き目に遭ったのですが、
しかし!

三宮のミント神戸が追加となり、この4/9に抽選申込が解禁になりました。
言わずもがな、

[申込内容確認ボタン]をクリック!

果たして当たるのか?外れるのか?
神様お願い!

向こう5年分の初詣の見返り…いえ、思し召しはこの機会に!
もし当選させて頂けましたら
後は六道に拉致して煮るなり焼くなり好きにして下さいまし!(←神仏習合)

冷静に考えると…
ライブビューイングで満足しようとしてる時点で

僕もまだまだ様です。

2012/04/09

Acts! outside of Osaka #2 『Yakushido-ri,Nada,Kobe on 4.9,2012』

こんばんわ。

神戸は灘区の
あまり知られていない、桜の名所《らしき》場所に行ってきました。


六甲の麓の住宅街の一角?一道でして
400mの急な坂道の両端に桜の木が沢山並び

その名も「桜のトンネル」とちゃんと碑も立てられています。


先程、あまり知られてない、と書きましたが

知る人ぞ知る、といった感じで、
全く人が居ないという事ではありません。


しかし、イチ住宅街のイチ坂道にしては異様な光景で
訪れる方も多く

さらに、わざわざここを通る車も多いらしい…。
勿論大阪城公園や夙川なぞもいいでしょうが
全く変哲のない町の片隅の坂道に派手に咲き潜む桜もどうぞ!


阪急六甲駅から歩けば、途中
川?の上に大袈裟に垂れる桜も
このように


神戸市灘区の薬師通という地区で、
当の坂道が下方で突き当たる幹線道路との交差点には
「桜トンネル南」という標識も掲げられ

地理学的にはランドマークになっています。
世間的に広く知られてない点が

「桜の名所」として【自称】の域を出てませんね。めちゃくちゃ綺麗でしたけどっ!

2012/04/08

視る順番

こんばんわ。

今、借りているビデオが3本ある。
後9時間以内に返さなければならない。内…

『フットルース』


『モンスター上司』


の2本は視たのですが、問題は残り1本『薔薇の名前』という
中世イタリアが舞台の宗教(キリスト教)の話で
とても暗い映画なのです。

こんな感じ!



こんな感じ!!



こんな感じ!!!



視る順番を間違えました。
まったく、気が進みません…。

〈ネタばれさせない優しい映画書評〉は後日!

2012/04/06

新御堂に恋をして

先日、一緒に居た友達が『滝がみたい』と言い出したのですが

しかし、
既に午後2時をまわってたので

「那智の滝」を諦め、「箕面の滝」を視てきました。
最初は(近畿、内至大阪府下では「ミノオノタキ」が一番有名だ)
という偏見でしたが

インターネットで
「大阪 滝」と検索にかけて出てきた評価表でも
やっぱり「箕面の滝」が圧倒的最高評価の
【B】と、見事に裏付けられたのです。


「箕面の滝」は、僕自身としても
(一度くらいは訪れとかな)
と軽く念願してただけ、のつもりだったのです。
しかし!

その、小さい、と思ってた願念は
知らない内にムクムクと成長しておったみたいで、
それだけに、ハードル上がってしまってて

当の滝を目の当たりにしても
何も感じませんでした。

不感症かと、不安になりました。

むしろ、近くの駐車場から滝までの「普通の景色」の方に
心奪われました。


「箕面の滝」は《猿に出くわすことも…!!》とも知られており
むやみに餌付けする行楽客への警告もこの通り!



絵の猿が余裕で防止策を掻い潜ってる事から分かる様に
永遠に解決することはないでしょう。

たかがポスター、されどポスター。まずはポスターから毅然とした態度を示しましょう。


そもそも、猿が悪い、みたいな図なのですが

そりゃ、食べ物を目の前に出されたら食うっちゅーねん。猿、全然悪くないのに…。
餌付けする人間に斜線やろ。根本が間違っとるんです。

そして、今回の行楽では

「新御堂(筋)」に
何より心が掴まれちゃいました!

言わずと知れた
大阪を縦貫する幹線道路で
西天満から箕面・白島までの16km強という距離を

植木等さながらにスイスイ進めるのです!
高速ではないので
無料です!
最高の心地です!


特に今回、皆様に提供させて頂くのは
箕面側から南下するより
一度、
一通などでややこしい大阪市内の一般道路で手こずってから

西天満で乗る、という
昇天プラン!
大阪市内でのイラつきが良いフリになって、エクスタシーもひときわです!

00,000円!!
地域最安値!!!

時間あったら是非ぜひ!

2012/04/05

my YUMING #8 『DESTINY』

こんにちは。今回紹介しますのは…


albam「悲しいほどお天気」(1979.12)に収録の『DESTINY』
http://www.youtube.com/watch?v=FzPJ0_KwBVk

はっきり云って、My BEST of YUMINGでございます!
BEST of BESTでございます!
ありがとうございます!!(世界中の皆さんに!)

どんな内容か、二言三言で云うと…
「自分をフった男に次出逢った時は見返したんねん!と常時着飾ってたけど
たまたま安く仕上げてた時に限って鉢合わせ、
(あぁ、この人とは結局縁結ばれない運命なんだな)と諦めていく」歌です。

一言で云うと…
「フラれたことを{運命}とエエ様に言う」歌です。
酷ですか?
【真理】だと思って書いてるのですが、
酷でしょうか?

でも、一番好きな曲でして。
何が好きかと申しますと、
まず曲やはり曲。なのですが
それとは別に
今回この曲で上梓するに当って聴き返し読み返しまして
【運命】というコトバの事を改めて考える良い機会になりました。

そして
何と都合の良い言葉だったんだ、と思い知りました。
もうね、覚せい剤みたいな言葉なのです!!!
(注: 勿論私は覚せい剤はヤった事はありません)
だいたいね、正味フラれてるのに
それを「彼とはそういう運命だったんだ」って…
だらしない、と思いませんか?

また、その言葉を使うだけで、なまじドラマティックに仕上がってしまうから
この免罪符ぶりは、もはや罪!!
結局ね、そう言って自分がただ納得したいだけなのに。
でも不思議と
そう聞かされる側になってみても
いかにも(ドラマティック!)と感じてしまうんですよ。

だから
先のセリフさえ吐いとけば、友達も
(なんてドラマティックな恋愛をしてるんだ!)と
思わず、羨ましがられたりするんじゃないでしょうか?
(ドラマのような恋愛をしたい括弧ハート)と夢見てる友達には

インパクト大だと思います。
これが
同義の【縁】ですと、印象が違ってきます。
「彼とは結局縁がなかったの」と聞いても

ただ(控えめで奥ゆかしい人だなぁ)とだけ、
中途半端なポイントアップだけで終わってしまいます。
【運命】ってのが効果的なんです。

こんな打算、人間として最低ですね…。
〈ウンメイ〉って響きがもはや

ドラマ性を帯びてるんですよ。

[某新聞社主筆。ドラマのタイトルが「縁のある人」なら噛みつかなかったのでは!?]

本題。でも、冷静にみつめてみますと…

(ただ自分が納得したいだけ)なんです。
そして、ただのエエ格好しぃ!

運命など、虚構だ!
仮に、結ばれることのなかった【運命】もあるとしても
一方で、結ばれる【運命】だってあるはずなんです。

だから単純なハナシ
塞ぎこんでないで
まだ気になるなら…
まだ好きなら…

追っかけようよ!
頑張って、振り向かせて
結ばれる運命を、もぎ取ろうよ!!

歌詞でも
鉢合わせた時にたまたま安く仕上げてて、それで諦めていくのですが、
その、安仕上がりの象徴が
安サンダルなんです。

アクシデントとは言え
元彼と鉢合わせる、っていうのは
地理的に家の近所ではないと思うんですよね。
街中なのか、思い出の海なのか知らんけど、
ちょっと気を緩めてしまう、にしても

安サンダルでまち(町、街)を攻めては駄目だと思うのです。
これは、ほんとにミスだと思います。
で、相手の元彼はサンダルの安っぽさなんて気にも留めないだろうに
女の方が勝手に【運命】と諦める、っていうくらいだから
相当安かったんだと思います。
まぁ「高いサンダル履いてたら追いかけてたのか?」といえば

それはそれで疑問ですが…。
しかし、
サンダルごときで大切な恋が終わらせる、というのも
後から考えれば

もったいない、というか、しょうもないですよね。
しかも、そのサンダルが高いのじゃなくて安いのってところが
もっと、しょうもないですよね。


その、しょうもなさに気付かないしょうもない女には
この《CHIE MIHARA》の5万円くらいするサンダルをぶつけて
目を冷ましてやりたいです。

僕もここまでグダグダ言ってきましたが
実は、

フラれて【運命】と片付けてしまいたい気持ちも
それを安いサンダルのせいにしてしまうのも
凄く共感できるのです。

〔安いサンダル〕という、YUMINGのチョイスも本当に

痒い処に手が届いてて、呆れるほど素晴らしい!
だから
これは、一人の女がサンダルごときで恋を諦めていく、っていう

その物語も勿論ですが
そういう状況での人間の弱さ(視野の狭さ、要らんプライド)や
そういう風に人間を変えてしまう恋の偉大さを暗に謳った

素晴らしい曲なのです。
マジで。

今日はここら辺で、お手上げ✋



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