2014/07/27

奇跡とは/ about a miracle


先日天神祭にて御羽車を曳いて天神橋筋商店街を練り歩いた折、
A few days ago


「キセキ」という名の占い屋を見かけましたが、
I saw the shop named "KISEKI", which means a miracle in Japanese!

占ってもらった運命を裏切るのがキセキなのか、そのキセキさえもカバーするのが「占い」なのか、
How is a miracle? Which is right?
"A miracle is the lucky surpassing the destiny forecasted." or "The divination is covering the miracle."


それは別にどっちでもイイと思いましたー
I have no time to think about such an indifferent idea.



従者の昼餐/the lunch time for attendants of Shonto priest food

2014/07/26

企み 〜天神祭②〜

つづきー。



さて天神祭は前回23日に続き昨25日も御羽車を担いできました。



担いで、といっても本当に担ぐわけでもなく

御神体(御霊代)を頂く、方形の神輿、である御羽車は



その名なり?に台車に乗せられているので、計四人で楽に引いてゆけるのです。





しかし、周りには(担いでると見える)様に、常に腕を担ぎ棒に絡ませていなくてはなりません。



腕がそのカタチに固まってしまうので凄く辛く、

また35度を超える猛暑が扶けて、さらに辛い。



そういう時でも「いかに楽しく遣る」アイデアが必要です。

辛いことを辛いまま遣ってても、意味がありません。

辛い事を以下に楽しく遣る事で、ただのバイトが意味あるモノに昇華されるのです。



「おもしろき こともなきよを おもしろく」という高杉晋作の辞世の句は

148年後にこのバイトすることになった僕の為に詠った、とさえ思うほどです。



ということで、今回僕はこの2日に亘り



「いかに、本職の人と見てもらえるか」というテーマで

能面のごとく無表情に徹して参りました。



もはやコントです。すでにコントです。



【無表情】【無反応】が神職としての威厳を構築していくのです。

沿道のどこか片隅で誰かが



「あの御羽車を担いだり、旗や提灯持ってる子達ってバイトなのよ、知ってる?」

「え、そーなの?確かに見てたらバイトって判るわね、何かチャラチャラしてるし」

「あ、でもあの御羽車の前のかついでる、あの手前の。あの人はきっと本職の方よ、他の子達と違うもの」



という会話がなされている事を夢みながら、そう信じて、

やり過ごして居ました。



(だからといって、世の中に何の役にも立たないのですが!)



果たして、そんな会話がこの世に生まれたのかどうかも判りません。

でも一つハッキリしたのは、



装束の着崩れを排し、無表情、無反応に徹していますと

写真やホームビデオのカメラを向けられやすい、という事です。

それ僕が見切れているのかどうかは知りませんが、特に外国人とかがよく



御羽車と一緒に僕を収めてたのではないでしょうか。

(今、僕を撮っている!)という、その自意識は一切根拠はないのですが



撮られていない、という事も限らないわけですから、



いかに、「神の使いという神職を本職とされている人」として視て貰うために

油断ならないのです。



出来るだけ多くの家庭の記録媒体に僕がイカニモソレラシク写り込んでいる、という

勝利を夢想しにし尽くす悪の自意識、



それでいて一滴の利益、一筋の損失さえもたらさない、世に無意味な悪を企んだ二日間でした。








2014/07/24

アノ憧れた膨らみ 〜天神祭①〜


大阪に何年もいながら、その大阪が誇る「天神祭」は長年他人事でした。



参加するのでもなく、見に行くのでもなく

辛うじて、いつも賑わう繁華街が祭りの為に客が奪われた喪失感を感じる程の、



ただの傍観者でさえありませんでした。

しかし、今年はついに当事者になりました。



御羽車講の一人として、菅原道真公の御神体を載せた御羽車を



天満宮(天神場所筋1丁目)から6丁目まで商店街を担いで練って歩く、というもので

神事に携わる者、いや



神の使いに飛び級です。


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僕は学生の頃から社会科歴史が好きだったのですが、



その学生時分より

教科書に出てくる公家や武士の装束の【とある部分】に強い羨望を抱いて来ました。



それは

公家の普段着である「直衣(のうし)」の前胸腹部の膨らみ、









そして、武士が参内時に着用する「裃」のツッパリ。







それらの衣装を着てみたいというコスプレ的な興味ではなくて、

ただ(中に何が入っているのだろう?)という興味。

「何も入ってない」に違いないのです。

何も詰めなくてもああいった型が成されているに違いないのです。



仮に、そこに何かあっても幻滅するでしょうし、

期待通り何も無くても、

幻滅するに違いありません。



しかし、どちらに転んでも絶望する、という状況に追い込んだのも自分に違いないのです。

むしろ絶望する為に希望した、そんな形跡があります。



それはもはや孝明天皇以前の、御簾の向こうに押込められた存在と同格です。



あの御簾の裏側に確実に存在していなければならない存在。

が、絶対目にしてはいけない存在。



目にした時点で信仰の対象の、その資格を失わせる自己中心性。

ある意味で《信仰》とはそういう事に違いありません。

そう考えると、



天子の前に垂れ下がっていた御簾の設置は、

勅命でなく、天皇信仰維持の公家官僚の知恵に違いないのです。



ふりかえると、直衣の前面のあの膨らみは、ある意味【信仰】でした。



そして、

その膨らみの正体を確かめる手段は二つしかありません。



実際に自分で直衣を着るか、

直衣を着た人に「すみません、中を見せてもらってよろしいでっか?」と新居の見学人の様に頼み込むか。

後者は絶対あり得ません。だって変態じゃん⁉︎



となると、実際に直衣を来なければ僕は永遠にその正体を見れない訳です。

結局幻滅するなら



憧れを憧れのままにしておくのも一つの手なのですが、



しかし

あの膨らみを確かめる不幸めいたチャンスは向こうからやって来たのです。



それが今日の衣装でした





果たしてこれが直衣かどうか分かりませんが、

あの膨らみが自分の目の前に作られていきます。



果たして

その正体が分かると



あれほど幻滅を期待するほど憧れた割りに、感慨はそれ程無く、

「なるほど、こうなってるのか」と



ただの技術的な感動だけでした(爆笑)

2014/07/23

NHK

ちゃいちゃい寄席×NHK


先日、京都烏丸は錦湯さんにおいて急遽執り行われた、



「ちゃいちゃい寄席 〜特別編〜」の模様が

NHKの朝ニュース「おはよう関西」にて放映されました。



僕は、というと件の「特別編」に出して頂き、





初めてNHKの画角に収まる恩恵にあずかりました。

「放映日は17日」というのもちゃっかり忘れることなく



前日深夜にTwitterでお知らせしたのですが、

結局寝過ごし、

果たして自分の姿/名前がNHKに乗ったのか? でも…



「そういう事に固執してる場合か!」

と、その問題から目を逸らしつつも、しっかり意識はそこに穴が空くほど注いでいる



そんな状態でしたけれども、無事映ってたようです。TVに映るってホント嬉しいものです


 (自分のカラダの醜い肉感!鍛えておけば良かった!)


尚、「ちゃいちゃい寄席」は京都市内の銭湯を数珠つなぎ的に開催されていきます。



舞台はまさに銭湯の着替えるトコで、セットも銭湯にある物で賄われており、

お客様にはとりあえず入浴券を買って頂き、芸の対価としては投げ銭です。



1円でも、1000円でも良いのです。御自分が思った金額を投げ入れて頂くのです。

「場所」さえあればスグそこに拵えられ得る「芸事」の本来的なナマの姿を

感じ、楽しむことが出来る寄席です。



そして、そういう「芸」の元々のシステムで自ら執行しつつそれが再び世に拡がる事を願って止まない、



それが落語解放の旗手・月亭太遊どんの理念です。

多分。(「間違ってたら太遊どん、すみません」)



月亭太遊どん ↓↓↓↓

2014/07/22

Just finished reading #1『暁の寺』三島由紀夫


三島由紀夫最後の作品「豊饒の海」全4巻の内3巻『暁の寺』まで読み終わりました。





本来、



こういう場合は最後の第4巻まで読み終えてから書くものでしょうが、

第1巻『春の雪』読み進める内にして既に、



ヤバぃ感がありました。

人生の書になる予感。

人生のベスト10に入るであろう期待。



そして、

何でも"ベスト○○"と言い渡る軽薄さ。



三島作品での存在位置とか、内容の如何だとか



巻末の解説やネット上にて色々論じられていますし、

論じられるべき理由が確かにそこの孕んでるのですけど、



それらはともかくも、僕がこの「豊饒の海」シリーズを早々にして大袈裟に評価し得る根拠は、



・日本語表現の美しさ、膨大さを味わせてくれる所


・その日本語を使って全世界における全現象を言語化している(と感じさせてくれる)所


・とりあえず、仏教の教義への関心を喚起してくれた所



の3点です、今の所は。



この後の最後の巻を読んで更に好きになるかもしれませんし、

もしかしたら、幻滅するかもしれません。



そしたら、この第三巻まででストップさせた方がいいかも知れませんし。

ま、読むけどね、第4巻。

で、その第4巻は『天人五衰』というタイトルなのですが



今回「豊饒の海」シリーズは

1巻を読んでる内に次の第2巻を買い、

第2巻を読み始めてスグに第3巻を、と

次の巻本を早々に手元に置き、ねぶり、読んでいたのです。



ということは自然

今第3巻を読み終えればスグ読み始められるハズの第4巻『天人五衰』が

部屋に見当たらないのです!



記憶にあるのは書店でソレを手に買うかどうか右往左往してた所迄です。

買った記憶が記憶が全くないのですが、



家に帰って『天人五衰』の太文字を視たかな?という感!と、あれは家だったかな?という感‼︎



ただ頭の中に

「読み始めるにはまだ先の、朱の背表紙の巻本を自宅の袋から出して放り置く」映像と、



第4巻『天人五衰』の表紙の画像があり、その二つが結像し今回の不安を駆り立てたのです。



もしかしたら、買ったのかもしれませんし。

買ってないかもしれません。

でも、買ったかもしれないのです。



同じ本を買う…

本を愛する者として決してやってはならないことです。



あるかどうか判らないが「でも、あるかも知れない」恐怖から探すしかない、無間地獄を旅行中です。

2014/07/17

この夏を乗り切るためのセブンイレブン5商品


え〜、僕は



「自分が好きなモノ」との付き合い方が、頗る下手、なのであります。

一度ハマると「そればっかり」になってしまいます。



特に家での食事はそうで、

「朝、何食べよう」とか「今日は※※食べたから、夜はあれ食べよう」等々

そんな事に頭を使う事が嫌なのでー、呑気に食卓に彩りを与えてる場合じゃないのでー、



結果「一瞬でも美味しいと感じたものを朝昼晩と同じもを1日に三度食べる!」という風になってしまいます。

でもそして、その都度、同等又はそれ以上のテンションで感動できるのです。



朝「うまいなぁ…」

昼「何これ、めっちゃ美味いやん!」

晩「ゥマっっ!」



こんな毎日が飽きもせず大体3ヶ月程続き、次の季節の一品に移行するのです。

だから、僕の家での食事は1年で4メニューです。



昨年の夏は「タイカレー」でした。

家族団欒の場で次女が「去年の夏はハワイだったよね」と言う感じで僕も

「去年の夏はタイカレーだったよね」と振り返るのです。



朝起きてタイカレー、

「朝タイカレーだったからなぁ」とか言いながら昼にもタイカレー食べて、

で、夜帰って来てタイカレー作って食べ、

また次の朝起きてタイカレー作るのです。



ただ、そんな生活が2ヶ月程続いた頃に肌がめちゃくちゃ荒れまして、

それの原因がタイカレーかどうかは知りませんが、

僕は「絶対タイカレーのせいだ!」と決めつけ、



1ヶ月前倒しで、鍋に変え、8月終わりくらいから年末までその鍋で過ごしました。

(※ 因みに鍋の味付けも一種類でした。)



さて、皆様にも絶品ってあると思うのです。



「これさえあれば、もう何も要らんわ」的な。「これナンボでイケるわ」的な。。

今回セブンイレブンに売ってる全商品の中で



「コレだけでこの夏を乗り越えられるわ!」と強気にさせてくれる5品を勝手に紹介します。


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◼︎日清チキンラーメン



「え、悪いですか?PBに限らずです」


◼︎森永 JACKアーモンド(アップルシナモン味)



「人生で食べたお菓子ベスト4に入ります!」


◼︎セブンイレブンPBのうどん


「細麺で結構コシがあって美味しいです」


◼︎セブンイレブンPBのキーマカレー



「上のうどんにコレをかけて食べます」


◼︎セブンイレブンPBのコーヒー



「この中で一つ選べ!言われたらコーヒー選びます。それくらい美味い!カフェに行く必要ナシ‼︎」


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(最寄りで一番使うのがセブンイレブン、ってだけの理由で、勿論お金貰ってませんからね。ってか、欲しいわ!)



以上5商品で頑張ってるであろう私(わたくし)の舞台はコチラ!
http://bewzyou.blogspot.jp/p/live.html