2012/10/20

ディープブリランテをめぐって 2012秋

ディープブリランテを巡るしょうもない対立

大阪はミナミで活動している、とある2人の芸人さんは

今週の菊花賞を回避したディープブリランテを巡って
激しい?攻防を繰り広げています。

その芸人とは、

たまたまダービーでディープブリランテの単勝を買って大儲けしたのを機に
いかにも根っからのファン、のような雰囲気を出している

落語家・桂三河くんと、


当ダービー時に

そのディープブリランテを「キチガイだから」とこき下ろし、
自然、配当に「恵まれない」ながらも

今回の出走回避に際しても一切動じない大平我路さんです。


今回のディープブリランテ菊花賞回避は桂三河くんのメールで知りました。


そして

次の日、別の用事でかけてきた電話での第一声も
「ディープブリランテ、菊花賞回避しましたね」でした。

何回云うねん

ディープブリランテが出走回避という事で意気消沈した三河くんは
菊花賞観戦を梅田(WINS)で済ませるらしいのですが

彼の悪いところは

それを僕にも強要しようとするところです。
僕は僕で、友達と視に行くと伝えても

「いや、行かなくていいでしょ」と
ビリケンとは思えないセリフが飛んで来るのです。
「友達の友達」も大切にしましょう。

ダービー馬(ディープブリランテ)の出走回避で
僅かながら楽しみが翳ることは確かですが

今回ばかりは現地に行かなければならない!

なぜなら
志村けんが来るからだ!


ただただ志村けんの為に行く、と言っても過言ではないでしょう。
この日はお昼の舞台後に急行しますが、間に合うかどうか。

最後に、今回紹介させて頂いた大平我路さんはたこ焼き屋も営まれています。



相生橋筋商店街の中ほどに佇むたこ焼き屋さんです。

カウンター上の菅野美穂の背中に挟んである
懐の深さ・暖かさが感じられる外れ馬券も必見!

味も確かです。

2012/10/15

男が女を意識する時

ずっと前に読んだ夏目漱石の『三四郎』の中の

冒頭での、とあるワンシーンは、意味不明過ぎて
今も気になる。

たしか…
物語は
主人公の三四郎が東大に向かうべく乗ってた上京列車の中から始まる。

向かいか、又は近くに座っていた1人の女の乗客を意識しながら
食べた弁当のゴミを窓から投げ捨てるのだ。
!!!!
意味不明なのである。

しかも
投げ捨てた弁当箱がその女に当たるのだ、たしか…。
たしか、そうだったはず。

コンタクトを取りたかったからなのか、
注意を引きつけたかったからなのか。

結局その女とは何かに拍子で後々、途中の名古屋で絡むのだが
別に
「弁当を投げつける」行は必要でないように思う。

際立って、不自然だからである。
なぜ、僕には際立ってるのかというと

自分にも、 かつてそういうところがあって、解るからであろう。

女の気を引こうと思って悪ぶる、っていう
そういう、年頃のオトコの「しょうもない」愚行は

明治の時代でもそうなのか?永遠なのか?
あの夏目作品に、だぞ!まさか!と驚くばかりなのである。

全体的に『三四郎』がどんな話かはっきり覚えてないくせに

「主人公が空の弁当箱を窓から投げ捨てて、それが気になってる女に当たる」
って、そんなのは覚えてて

それは僕の人生の中のミステリーBest10には入るほどである。

気になる女の前で悪ぶる、なんてのは大人の男がするには幼稚だが
気になる女に自分が気になっているって事を気づいてもらう

って、男の永遠のテーマだと思う。



今、目の前を通り過ぎたお姉さんが《キレイ》《カワイイ》《タイプ》《ヤバイ》

って気づいて…ただそれだけ…
男同士で「うわ!今、通り過ぎた娘、ヤバイ、むっちゃ可愛かった」とか…

その娘に聴こえるように言え!じゃなきゃ、何も始まらんわ!悲劇さえ起こらんわ!

2012/10/09

今年の24時間テレビの募金額は…

さっきYahoo!トピックスで

今年の24時間テレビの募金額が歴代3位だった、って記事が出てた。
今日出た、って事は今日判ったんだろう。

ってことは…

「全国から寄せられた募金を
放送日の8/26からずっと今まで数えてたスタッフさんがいる」

って事実が、影に潜めているのだ。

幸か不幸か
舞台の裏方させて頂いてたから、そういう事ばっかにアタマがいく。

「ここはかつて※※総理もお訪れになり…」
と聴いても
(へぇー、そうなんですか!)が1厘くらいで、

残り9割9分9厘は…
《うわぁ〜大変やなぁ!バタバタしたんやろうなぁ》

としか思わない。これは「幸」だな。

2012/10/08

凱旋門賞2012

きのうの凱旋門賞の中継もやはり

正座して視た。
昨日のレースだけじゃない。日本のG1レースでも

あたかも自分の事のような緊張を感じずには居られない。


宮根さんをはじめ出演者の方々は言葉を失ってた。

何とコメントすればいいのか、解らなかったのだろう。
何か解る気がする。

「惜しい」のは惜しいのだが、何か違う。
直線の途中には完全に抜け出して
「勝った」と確信してたら

なぁ〜か知らない内に知らない馬にかわされて
それ以上でもそれ以下でもない、

ただその事実が目の前に横たわっているだけ。



あれだけのパフォーマンスなら世界一と思いたいし

世界も思ってくれるかもしれないし、そうなったら
次のワールドサラブレッドランキングでは1位かもしれない。

でも、勝った馬の写真を視ると


レース後に池江調教師が口にした「勝たなくてはならない」ってことがよく分かる。

「世界一強いかもしれない」けど勝たないと《何にもならない》
つまるところ「名誉」のスポーツなんだな、ってつくづく感じた。

残念だったが

間違いなく世界一の、最高のあの舞台の
まさにその場にいるかのような緊張や興奮を味わせてくれたオルフェーヴルには

ありがとうございました、やで。





2012/10/04

オトコの『タカラヅカ・ハマったもん勝ち!』#12

『タカラヅカにハマったファンは、すこぶるしつこい。』

…というよりも
そもそも【ファン】というものは、しつこいものである。(⇒#11)

月組版『ロミオとジュリエット』への、最後のひと口讃歌




もうとっくに終わってるからね。


月組ロミジュリで何が良かったって

「パレードの最後、緞帳が降りる直前


龍真咲、愛希れいか、明日海りおのトップ3人がダンスを繰り広げた事」


これに尽きる!

解る人には解る!


《一口》だから以上!


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【解説】

宝塚公演(芝居一本立ての場合)では
表題劇の後に「フィナーレ」という段取りがあります。

劇で使われた音楽等で歌やダンスが繰り広げられるのですが
そのフィナーレの最後が、「パレード」という段取りなのです。
何なのか?というと…

映画でいう「エンドロール」に当たります。
若手さん→中堅さん→3番手→2番手→娘役トップ→男役トップという風に
その時の組での序列の【逆順】で
例の大階段で降りてくる、っていうあれです


(タカラヅカの代名詞ですが、ずっとあるわけじゃありません。鳥取砂丘みたいなもの)
まさに、エンドロール【ショー】。
いや、
エンドロール【ショーケース】とでも言えましょう、

なんせ
その時点での組でのランクをまざまざと視せつけられる

ヒエラルキー感満載のショーケースなのです。

「トップじゃないと意味がない」という事を思い知らされ、
尻を叩かれる思いがします。

…話を戻しますが、

そのパレードの、ラスト!
銀橋から主要メンバーが舞台の元の位置に再び居並び直して…

(注:銀橋とか解説面倒臭いから、舞台視に行くかビデオ視るかして下さい)
緞帳が降りるまで時間が若干あるんです。
通常は

男役トップスターのみが舞台前側に出て
上手下手センターへと礼をし
それを視て他の後ろに演者さんも一緒に礼をする。
で手を振りながら緞帳が閉まる…って流れなのですが

が、しかし!
今回は事情が違います。
月組は、めちゃくちゃ若返った新体制です。

前述した儀礼の前に、上位3人が踊ったのです。
それはそれはほんとに短い時間でしたが…。

音楽「世界の王」がバックの、3人だけの躍動感溢れるダンスは

泰然と君臨する圧倒的なトップ、ではない新トップ・龍真咲さんを
伴侶の愛希れいかさんと準トップの明日海りおさんが

支えながら【3人】が先頭に立って月組を引っ張っていく!っていう

【若さ】と【集団的】なパワーと気概が
その、3人のダンスにすべて詰め込まれていた。

劇も良かったが、それが最高に良かった。

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この《作劇の内容を話題にせず【推し組を見守る】感》は…
どっぷりだな。

大体、解説するところが
いかにも
【ファン】的で

ちょーキモちわるくない?
大丈夫。

自分でちゃんと分かってるから。

2012/10/02

オリービンとハスラー ~阪神競馬代替開催~

スプリンターズステークスのためだけに買った競馬新聞は

用事で結局馬券買えず終いだったのだが
予想がハズレてたから、買わなくて正解だった。

いくら予想しても中らなかっただろうな。っていう考えには至らず、

ゴミになりそうだったところ…
「台風で阪神競馬が中止・翌日開催」という奇跡で価値を取り戻した。

そんな競馬新聞を
『そのまま捨てる手は無い!活かすっきゃねぇ!』などと、
考えてはイケナイ、という事を今日つくづく思い知らされた。

11R、12R。
『気になったけど買わなかった』って馬が、来るわ来るわ。

怒濤の様に押し寄せました。

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オリービン、君のことだよ。


後輩はちゃんと君の単勝を買って大儲けしてたよ。

その後輩の予想に乗っかりながら自分なりの味付け、とか言って


結局君とフレールジャックとのワイドを買って…

君は来たけど

フレールジャック来なかったんだよ。


あと


ハスラー君、キミもだよ。

最後の最後まですごく気になってた、ってのは知ってて欲しい。


ちゃんと新聞に赤マル付けてたんだよ、

最後バツで消したけど…。

買わなかった俺が全部悪いんだよね、うん知ってる。


俺、分かったんだ、何か。

プライドなんか、かなぐり捨ててさ

後輩の予想にそのまま乗っかってればいいんだ。って事。

『自分なりに味付け』なんてこの世に必要ないんだ、って


オレ、なんか分かった気がする。

でさ

オレ今日、赤字なんだけどさ


競馬ってやっぱ面白い、って改めて思い知ったよ。

面白い。面白いんだよな。


秋華賞と菊花賞は絶対視にいくよ。


ジェンティルドンナの秋華賞。

菊花賞には志村けんが来るんだ。


絶対視に行かなきゃ、だよな。