2011/12/22

おいしい生活 ~美味い店を引き当てて、ロンっ!~



こんにちわ。

例えば、梅田に出てみたものの
「なに食べよう?」と迷ったら、是非この店へ!

阪急梅田の地下2Fは
阪急三番街グルメフロアの、片隅に佇む
『グリル RON』

基本的なメニューは、ハンバーグですが
今日頼んだのはCセット。
ハンバーグは勿論、エビフライが1尾とカキフライが2つ!!
ライス・味噌汁・サラダが付いて980yenと、

文字で見ると値段は普通というか相場ですが、
食べると、
その安さが心に沁みてきます。

そして、再び
その美味さが心に沁みてくるのです。

そして、美味さと値段を天秤にかける自分の、

小ささ、醜さ、愚かさに気づき
それらから目を逸らさず、ちゃんと受け止める!

そうやって人間は、少しずつ、
ただ少しずつ...だけど確かに
大きくなっていくのではないだろうか?

いや、違う!
だって人それぞれだもん♪

『グリル RON』ただただ美味いです。それだけ。

2011/12/16

映画8 ~思わず恐縮っ~

最近観たのは

『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』と
『源氏物語 千年の謎』

の2本でして、
『タンタンの潤オ』は何と言ってもその映像美!!!
というか映像技術!!!

3D映画でして
最後まで飽きない展開はさることながら
終盤までずっと
その箇所その箇所3D技術が駆使された映像に

(スゲェなぁ...)と
感心してました。
でも今回、何やかんやで一番で感心したのは
今回やっとね
【3D・日本語吹き替え】の組合わせで鑑賞しまして、

内容が入ってくる入ってくる!
その、正しい選択をした自分に
一番感心しました。
(『ニーチェの言葉』001「初めの一歩は自分への尊敬から」を実践!!)

日は替わりまして
『源氏物語 千年の謎』は
光源氏が
結婚してるのに
他に何人もの女性に手を出しましてね、

まぁ僕もひとりの男として光源氏を応援したんですが
その応援の甲斐無く、
ことごとく!
大変な目に遭っていき..。

ほんと「浮気なんかしたらどうなるか、分かってるよね?」
という刃物を
突きつけられてるような気がしまして

あれは絶対に奥さん内至彼女とは観ない方がいいです。
一応、アドバイスとして。

というのは

観終わった後、僕は相手の女性に対して
独り勝手に恐縮してました、何となく...。

そして(下手な事はするまい)と、兜の緒を締めました。

2011/12/10

もうちょっと頑張ってみては?


某府大阪市某区で見た注意書。

『ふたつめのカギをかけましょう!』
鍵1つじゃ当局もお手上げらしい..。

捉え方に依ったら
盗られてもカギ1つしか附けてない方が悪い、みたいな。
「もう、無理っ!」

と、警察署長が音を上げる絵が容易に浮かぶ。
『�かけましょう!』って、完全に(そういう方針)やんか。
そんなこと言わずに、(もうちょっと頑張ってみます)
的な意気込みは欲しいものです。

にしても、
苦渋の決断の末、だったのだろう。
署長、副署長、交通課長あたりが集まって...

副署長「...署長、何とかお考え直しを」
署長 「だって無理じゃん」
副署長「いや、もう一度だけ。君からもお願いして」
課長 「そうですよ署長、我が署は諦めたと市民に思われ..」

署長 「いや、だって無理じゃん!もう無理だって!」
副署長「そこを何とか投げ出されずに」
署長 「失敬だな!君は。投げ出したって何だよ、人聞きの悪い..」
副署長「これは失礼しました!さっ、君からも謝って」
課長 「失礼しました...(な、なんで???)」
署長 「理想も良いがな、現実を視るのも大事なんだよ、現実を」

副署長「はぁ...」
署長 「俺はな、理想を追い過ぎて死んでいった奴をごまんとみてきた」
課長 「…」
署長 「可愛いお前達が死地に向かうのをどうして見過ごせる?」
副署長「...署長、実は私も同感なんですよ、鍵1つじゃ足りない事に」
署長 「そ、そうなのか?だ、だってさっきまであんなに..」

副署長「いえ、だって無理ですもん。切りないですもん」
署長 「...だよなぁ」
副署長「問題は署長、語尾なんです」
署長 「語尾?」
副署長「あくまでニュアンスの問題なのですが」
課長 「署長、『�かけましょう』は完全に署全体の方針を意味し..」
副署長「ニュアンス的に、我が署が自転車盗難に敗北したに等しく」

署長 「潔くて良いだろう」
副署長「いや、潔さはこの際考えずに」
課長 「署長、是非ご再考を!我が署の沽券に関わる事なのです!!」
署長 「何だねいきなり...大きい声出すなよ」
副署長「署長、交通課長の言う通りに御座います」
署長 「じゃあさ、どうすればいいの?」
副署長「ですから署長、あくまでニュアンスなのです、問題は」
課長 「署の実感としては、鍵1つじゃ盗まれても仕方ない、と」

署長 「まあ、課長がそこまで言うなら私は従うが..」
課長 「ちょっと署長!だって最初署長が...冗談キツいっすよ」
三人 「ハッハッハッハッ(抱腹絶倒)」
副署長「署長、やはりニュアンス的に」
署長 「ニュアンス的に何だ?」
副署長「鍵1つだけじゃ足りないよ、と」
課長 「でも当局も頑張るよ、みたいな」
副署長「『警察も一緒に頑張るよ』ってのが必要なんです」
署長 「そ、そうなのか?」

副署長「ニュアンス的にはアドバイス的な」
署長 「アドバイス的な」
課長 「そういうエールみたいなものが、今はウケるんです」
署長 「エールねぇ..」
副署長「あと、」
署長 「もういいよ」
副署長「は?」
署長 「だからもういいって」
副署長「署長.」
署長 「君たちみたいに体裁ばっか考えてる奴はもういいよ」

副署長「て、体裁ですか?」
署長 「私はね、将来的に鍵2つを強制的につけさせる!」
副署長 「は?」
署長 「そう考えてんだよ」
副署長「...」
署長 「君達は色々文句言うだけで大したアイデアもって来ないで」
課長 「署長、お言葉ですが」
署長 「うるせぇこのやろう」
副署長「署長、どうか落ち着いて」
署長 「鍵2つって決めといたらアリバイにもなるだろ!」
課長 「それも体裁でしょう」
署長 「貴様誰に口きいとんのじゃ!」
副署長「課長、誰か呼んで来てください!署長がご乱心を」

課長 「わかりまし..」
署長 「行かせるか」
課長 「ぎゃっ!!!!」
副署長「あっ、課長!」
署長 「死んではおらん、峰打ちじゃ。まあ聞け、副署長」
副署長「...」
署長 「副署長よ、今一番大事なのはな、何だと思う?」
副署長「いや、私めには全く..」
署長 「今一番大切なのは、全体を見ることだ」

副署長「ぜ、全体をですか?」
署長 「大局的な視点だよ。さっきから君たちが口にしてるのは」
副署長「..」
署長 「結局警察と市民、いや警察の事だけだ」
副署長「ごもっともで」
署長 「お前は鍵屋の事を考えたことはあるか?」
副署長「か、鍵屋ですか?」
署長 「鍵2つが規則化されたらどうなる?」
副署長「いえ、さっぱり」

署長 「考えん奴だな。まず市民の成長だよ」
副署長「成長、ですか?」
署長 「きゃつらは学習しようとしない馬鹿だ」
副署長「といいますと?」
署長 「鍵1つで盗まれて泣きついてはまた盗まれて、また泣きつく」
副署長「確かに」
署長 「鍵1つで盗まれるのなら2つにすればいい」
副署長「仰る通りで」

署長 「それをせんのだ。いわば官製の市民教育だ。次に」
副署長「はっ」
署長 「次に我々」
副署長「..警察」
署長 「鍵2つにしたら、そりゃ盗難も減るだろう」
副署長「ですが署長、それはやってみないことには」
署長 「いや、減るんだよ。私の推測は外れたことがない」

副署長「はぁ」
署長 「減ったらどうだ?」
副署長「といいますと?」
署長 「人員を他に割ける、ということだ。無駄削減だ」
副署長「署長、そんな事まで..」
署長 「我々は市民の税金で生かされてるのだ。公僕たらねばな」

副署長「さすが署長!」
署長 「次に、鍵屋が、儲かる」
副署長「はっ?鍵屋?」
署長 「鍵2つ!すると鍵1つのいままでより売上も倍だろ」
副署長「ですが、特定の業界の利益につながる...」

署長 「もう貰っちゃったんだよね」
副署長「は?」
署長 「だから、貰っちゃったの!もう引き返せないの」
副署長「署長、これが世に明るみになれば我々どころか警察..」

署長 「またお前は。だから大局を見ろっての!」
副署長「いや、署長」
署長 「市民と鍵屋と警察3者が得して、誰も損しない!!」

副署長「だから!」
署長 「何が悪い!...こうやって社会が成り立ってるんだよ」

副署長「はぁ」

署長 「大体君さえ黙ってたらバレないんだから」
副署長「...」

署長 「勿論君にも旨みは味わってもらうとして...」
副署長「...はい」
署長 「社会はね、理想じゃなく現実で成り立ってるんだよ」

副署長「はい」
署長 「そしたら、課長をそろそろ起こして...」

副署長「はっ」

署長 「全く君たちには世話が焼ける..」
副署長「ひっ!!」

署長 「どうした!?」




副署長「し、死んでる..」


余談:どこが苦渋やねん...

お断り
<登場上の団体、人物、事柄は全てフィクションでっせ>

2011/12/08

映画7 ~玄関で見つめられた後、キスされたい~

『ノッティングヒルの恋人』をやっと視た。

いや、まだ視終わってはない。
昨夜途中で寝てしまって、これから視直すのだが

それにしても!
本編のかなり序盤、
ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントが

キスして
松ちゃんはね、
息が止まりましたよ。
こんなことがあるの?と。

まだ視てない人のために
キスに至るたった1つや2つの経緯を
ここでは記しませんが、

すぐジュリア・ロバーツが好きになり、
こうなったらオレンジジュースを常時携帯して生活したろか!

おっと、悪い虫が疼きましたね。

2011/12/03

オトコの『タカラヅカ・ハマったもん勝ち!』#1



こんばんわ。

昨日、初めて(星組公演)を視てきましてね、
今、宝塚大劇場で上演中の『オーシャンズ11』。

これを機に、ここ2年真剣にハマってる宝塚歌劇について
新しいシリーズも立てて綴っていこうかなと思い
今回初上梓させて頂きます。

「あの映画を舞台化!?」という、まずに好奇心。
「あの�!?」とか云ってますが
当映画に関して知ってるのは
タイトル、豪華キャストってことだけ(焦)

ということで、すぐさま予習がてら映画借りて観たら
これが「面白いがなっ!!!」と
感嘆符3つ!!!
これをどう舞台化させるのか、という興味が
映画を観てさらに深くなったのです。

また今回のポイントは
星組公演の観劇は今回が初ってところ。
今まで全て月組だったのですが、
何故、月組だったのかと云えば、
初めて視たのが月組だったからです。
傾向として初めて観劇した組に偏ってしまう様で、

それは宝塚ファン特有のものなのか
それとも根本的な人間の心理作用なのか
果たしてそれは知りませんが、でも解る気はする。
(解るどころか、僕がその当事者。もはや献体だっての!)
まぁ、第三者みたいな言い方しましたが、
だってね
宝塚歌劇を初めて観たら、そりゃ感動しますもん。

「あっ、面白いな」ってなりますもん、ほんと。
で、チケット代なんて安くないから
そこは保守的に
「次も、あの感動を与えてくれた※組で間違いない」
って、こうなると思う。
孵ったヒナが一番最初に目にしたものに附いていく様に。
馴染みの風俗嬢を指名するように。(例外もあるが)
初めて観た組が、【THEタカラヅカ】になるんです。

またね、宝塚ファンは98㌫は女性で(独自調査)
男はマイノリティもエエとこ!
そんな中に勇敢にも裸一貫で突撃していくのだ(注:言葉の綾)
別に恥ずかしくもない、だって観たいですもん。
しかも僕は開演直前に劇場に入っていくので
さっきの98㌫は客席見てもそう実感ないのだが、
ただ!!

公演が終わった後一斉にロビーに群がる女性たちには圧倒されます。
(なんで僕はここに居るんだろう)と毎回疑うね、
(あぁ、完全に間違ってるね)って。
最近やっと、あの絵に描いたようなマイノリティさに
快感を、覚えてきましたが
そこらへん、症状は重いかと...。

今回高校生の団体が入ってたみたいで、修学旅行でしょうかね。
彼らを横目で見ながら
「ああいう早い時分から観れるって良いなぁ」
って思いましたね。
それで自分と照らし合わせて取捨選択すればいいって話。

良いモノに巡り会う機会に恵まれているか
ほんと、環境の運である。
その視線を舞台に移せば
タカラジェンヌも、

彼女らはまず何よりも
音楽学校を目指せる段階までにタカラヅカに巡り会わなければ
目指す事も出来ない、と考えれば

全員が幸運の人なのである。
まぁ話は逸れたが、色々考えること多しである、

客席見渡しても、舞台視ても、いやそこに居るだけで。

今回の宝塚版『オーシャンズ11』の批評は
ここではしませんが、

あの映画を舞台にするとどうなるかってだけでも
視るに値するのでは。
宝塚に持っていくと、勿論ただのリメイクには終わらない。

映画じゃカジノ強盗と愛(ダニー&テス)の比率は
6:4くらいだがなんせ
宝塚は【愛】が第一テーマなので、比率はそのまま反転する。
よって、独自の設定もあり

またそれによって演技も変わってくるのだ。
そういうところが僕は面白いし、
まぁ誰が視ても映画版とは違う

宝塚版『オーシャンズ11』独自の面白さは、あると思う。
宝塚大劇場 ~12/13 是非是非★

俺は広報部か、宝塚の!