2015/10/31

新解ロミオとジュリエット(1)「情報伝達手段の未発達がもたらした弊害」


こんばんわ



今、これを読んでる人の中には

ウイリアム・シェイクスピアの『ロミオジュリエット』のあらましを



知っている方と、

「だいたい知ってるー」っていう人と

全く知らない人と…



こんな感じで挙げていったら

果たして



どれほどの人種に分けられるのだろう?



知らない人のために、粗筋を言っておくと…

(まぁ、もう何百年も前の作品を【ネタバレ】とか言ってる場合じゃないので^^;)





15,6世紀、イタリアのヴェローナっていうところで2つの名家がめちゃくちゃ仲が悪く喧嘩してるんです。

もう、街中で出会ったら殴り合いが始まるってくらい、カオスというかメチャクチャで。

で、その2家っていうのが、モンタギュー家とキャピュレット家っていうですけど、

ロミオはモンタギュー家の息子で、

ジュリエットはキャピュレット家の娘で、

まー、残りの重要な人物は、ロミオの友達のマキューシオとベンヴォーリオくらいですかね。

あとは、キャピュレット家陣営のリーダーでジュリエットの従兄のティボルト。ティボルトは密かに従妹のジュリエットを想ってます。


ある夜キャピュレット家で催された仮面舞踏会にロミオ達が忍び込んでジュリエットとたまたま出会い、

お互いが一目で惹かれ、当人同士と、2人に理解ある教会の神父だけで婚約。

内緒ね。バレたらヤバいんです。だって仲悪い家同士の結婚なんてありえねー!から。

バレたらダメなんですけど、バレないと話が進まないって事で


やっぱりお互いの陣営にバレまして

ロミオは仲間から責められ、ジュリエットに恋してた彼女の従兄(ティボルト)に命を狙われ、

そこに陣営同士の喧嘩に拍車がかかって、

ティボルトがロミオの親友(マキューシオ)を殺してしまい、

親友を殺されたロミオがティボルトを殺し、

ロミオはヴェローナを永久追放されるんです。


で、ジュリエットは親の命令でどっかの侯爵と政略結婚させられそうになるので、

神父の助けを借りて、仮死状態になって死んだふりをして、

埋葬後に生き返って追放されたロミオと落ち合って逃げるっていう作戦を立てて実行するんですが、

そこで情報の行き違いが生じまして、

埋葬されたジュリエットの元に駆けつけたロミオは仮死状態っていうのを知らんと絶望して自殺してしまうんですね。

で、そのスグ後に起きたジュリエットが側で死んでるロミオを見て嘆き悲しんで、これまた自殺しちゃう…





っていう物語です。

僕は、戯曲の和訳を読み(ちくま文庫、松岡和子訳)




オリビヴィア・ハッセーの映画も視、





さらに宝塚歌劇でもミュージカルとして3,4度視て、





まぁ、これからも何度か視るとは思いますが、



これだけ何度視たり読んだりしても

僕は

ぜんっぜん感動とか共感が出来ないんです。

もう、まっっっっったく。



世間的には悲劇でありロマンティックな愛の物語なんでしょうが

僕には

喜劇としか思えないんです。



なんでやねん、と。

アホやなぁ〜、と。



それならなんで何度も視るの?かというと…



シェイクスピアが死んで尚、何百年も人を惹き続けてるのは事実で、

何がそうさせているのか、っていうのを解明するためです。



あと、

映画版に関しては、ジュリエット役のオリビア・ハッセーがメチャクチャキャワイイし

(かつての夫は布施明なんですが、オリヴィア・ハッセーと結婚するってどういうコネやねん!)



宝塚版はジェラール・プレスギュルヴィックの素晴らしい曲(フレンチポップ)や

それを歌う柚希礼音や龍真咲の素晴らしい歌声を聴いたりダンスを視たりするためで、



感動とか共感は一切ございません。



上で粗筋をタラタラと書きましたが、

もっと端的に言い表しますと、



「情報伝達手段の未発達がもたらした弊害」



だと断じることが出来ます。



いや、



「科学未発達の弊害」。



っていうか、



もー



「弊害」。



それだけでいいです。



だいたい、ロミオにちゃんと「仮死状態だからな。本当は死んでないねんで」ってちゃんと伝わってないから、

だから、あんな事になんねん。



ちゃんと伝えなあかんわ。っていうか伝わるようにちゃんと徹底せーよ、ってハナシですよね。



情報の行き違いっていうのが、また情けない話でして、

まずジュリエットと神父が仮死作戦を画策するでしょ、



それを追放されたロミオに伝えるために神父が部下を派遣するんですが、



その部下がチンタラしてる間に

ロミオの友達のベンヴォーリオが別でロミオを訪ねてきて「ジュリエットが死んだ」とだけ伝えるんです。



そりゃそうです、仮死状態なんて知りませんから。

で、

神父の部下がロミオを訪ねて来た時には

ロミオはヴェローナに戻って行った後だった、っていう、そういう行き違いで。



まさにココなんです、アホなのは。

神父も神父で

ジュリエットを仮死状態にする前に作戦をベンヴォーリオにも言うとくべきやわ。



ベンヴォーリオがロミオの親友なんて知ったあるがな。

で、また

神父の部下が遅いねん!

ロバか馬でトボトボ行きよるんです。SUVで行ってくれ!



車と携帯電話があったらなぁ〜ってほんとに思いますね。

(携帯電話があったら車要らないんですけど)

しかし、



ホント

腹がたつ。



あ、すみません、

だいぶ感情移入しちゃってるんですが、

これは決して共感ではないんです。



確かに悲劇かもしれませんが、それだけに

『もっとここの、この部分をこう…も、もう…なんでやねん!』



ってもどかしいの一言に尽きるんです。嗚呼、科学って素晴らしいですね。(明日に続く)


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日本夢之助

漫才劇場に出るためのオーディションLIVE
「UP TO YOU」

2015年11月19日(木)
19:45 開場/20:00 開演
場所:中崎町 B’square (大阪市営地下鉄「中崎町」駅3番出口スグ)
料金:500yen

2015/10/30

タメにならない映画レビュー『バクマン。』



これは、アノ映画の「アソコが良い」とか「あの女優キャワイイ」など個人的嗜好しか論じない、

ネタバレしない点だけが「せめてもの救い」の

全く《タメにならない》映画レビューです。


悪しからず。


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某日某映画館で「バクマン。」を鑑賞してきましたのですけれど。



僕は、今回の様に、
漫画であれ小説であれ、



(今回はマンガなんですけれど)



原作作品があって、その映画化ってなると、

その原作作品を「読んでおこう」と



思いたがる、

思ってしまう、

思わずにはいられない、《とりあえず予習してしまう症候群》でして、



それが悪い方向に出たのが、

今年のTBSでドラマ化された『天皇の料理番』なんですね。

どう悪かったのか、と申し上げますと

原作の小説で結構満足しちゃったんです。



で、全体の話がしっかり頭に残ってたんで、

ドラマが始まっても1話だけ視ただけで

3ヶ月間視る気がしなくなってたんです。



ということで、

予習もほどほどに、内容も何となく覚えている、



っていうコンディションに持っていかなければならいのが今の僕みたいで。まぁ僕の話はやめましょう。



今回の『バクマン。』も漫画は数年前でしょうか

単行本が未だ7,8巻しか出てない時分にレンタルコミックで読んだ位で、



ちょうど良い具合の量の記憶が残り、

ちょうど良い具合の量の記憶が消し去られていて、

というベストな状況だったので、



今回は別に直前にまた本を読む事をしないで、

自然体で映画館に向かいました。






総体的に、原作を全く読んでなくても楽しめる映画だと思います^^

映画化ってなると、僕は



《アノ物語のどのポイントを映画のクライマックスとして目標設定するのかな?》と考えるのですが、

そもそも

以前『バクマン。』の映画化っていう報を耳に聞いた時点の疑問もソレでして。



誰かを救うとか、偉人の伝記じゃなくて

高校生が少年ジャンプの連載作家を目指す、という



例えば

アベンジャーズとかミッションインポとかに比べたら

世界観が小さい話なんですけど、


そういう、

2時間っていう時間の中の、ちょうど良い時点にクライマックスを設定して

その目標に向かって視てる人も手に汗握りながらエキサイティングさえ出来れば

結局、世界観の大小って問題じゃないんじゃないのか!って思いますよね。



あと、

何週間もの間、漫画家同士が漫画を描き争う、という

「時間経過」「対決」「漫画」を

CGなんですかね?ああいう風にスピード感を以って演出出来るのかと、

そういう演出を視るだけでも視る価値があるのではないでしょうか?



キャストもみんな素晴らしい。

特にヒロイン?役の小松菜奈が可愛いってのと、

小松菜奈がキャワイイってのと



引き締め役の編集長役のリリー・フランキーさん!

『海街Diary』で食堂に入り浸ってるだらしない役もハマってましたけど、

こういう、物語上、引き締めてくれる役で




ちゃんとハマってくれるから

主演の佐藤健くんや神木隆之介くんの若さ、躍動感がより引き立ちますよね。





で、

今回、冒頭で「某日、某映画館で」と日にち・場所を伏せたのですが



実は、僕が視た回にアクシデントが起こりまして。



映写機?が止まったのでしょうか、

途中10分くらいでしょうか音声だけで画面は真っ暗って状態が続いたんです。

もちろん異変なんですが、その異変を異変と思わずなぜ10分もそのままだったかというと、



画面が真っ暗になった箇所が絶妙だったからです。

(視た方はお分かりでしょうが) 集英社編集部を説明の部分。



若手漫画家の内、どの漫画家を連載に載せるか、という編集会議があり、

その編集会議も限られた人(編集長、副編集長、各班キャップ)という、限られた人だけで構成されている、

ある意味、秘密会議化されている、っていう、



そんな説明のあとに真っ暗になったモンだから、

真っ暗な状態で、編集会議の音声だけ聴いてるっていう状態も



【演出の一つか】



と視てた客がたぶん、全員思ってたと思います。

ずっと黙って静かに聴いてましたから。



でもシーンが変わったであろう音声が聞こえてきて、

でも真っ暗なままなので

次第に客席がザワザワしだして



それでやっと【ちょっとおかしいゾ】ってなって…

それで10分もかかったんだと思います。



編集会議の模様を映像ナシで、音声だけで表現するのも全然アリっちゃぁアリなんですけど、

復旧した後の、通常の映像有りで視たら、

【でも、有りのほうがアリだな】とは思いましたけどね^^;



それにしても、「日本人は凄い優しい(だろうな)」と思いましたね。

誰一人として



「ふざけんなよ!」

とか

「金返せ!」



と、わめき散らしたり人が居ないんですから。

(それが、日本人の特性に依るのかどうかは知りませんが)



客側も諦めてたのか、呆れてたんでしょうね笑



でも、【なさけないな】と思ったのは、

映画館の人って上映中の映画をちゃんと監視してないんだな、って事です。



客側からクレームがいったのか、スタッフ側が気付いたのか知りませんが、

映画が中断されて、会場の客電が明るくなってスタッフさんが謝りに出て来たんですけど、

客側に



「申し訳ないんですが、映画のどの箇所からこういうった状況になったのか教えて頂きたいのですが…」

という、映写の進行状況が映画館側でまったく把握出来てない、ってことですね。



僕は、映画館で働いた事がないので人員の配置とか、そこらへんの事情は全く知らないのですが、

客席の後ろからスクリーンに映写してるってことは、あの窓の部屋で常に誰かがちゃんと見張ってる、

って想像してたんですが、



なんか違うみたいで。

スクリーンがいくつもある巨大なシネコンプレックスだったら、人員的に厳しいかもしれませんが、



でも

何か起こった時に「いつくらいからこうなってました?」って訊くのは情けない限りなので

一人でも常にスタッフを置いといた方がいいですし、



スタッフさんも映画視れるしで、

一石二鳥だと思うのですが。



まぁ

そこの映画館は鑑賞後に、ある一定の補償してくれましたし、基本的に安いので今後も使い続けますし、

こういう事が自分の時に起こるんだなぁ



ってのと、

事故を演出だと思い込んだのも、いい経験でした。


…って思う事にしよう。



『バクマン。』★★★★★★★☆☆☆(7点/10点満点中)
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日本夢之助

漫才劇場に出るためのオーディションLIVE
「UP TO YOU」

2015年11月19日(木)
19:45 開場/20:00 開演
場所:中崎町 B’square(大阪市営地下鉄谷町線「中崎町駅」3番出口スグ)
料金:500yen

2015/10/24

『弱虫ペダル』はアニメ版も【推し】なワケ 〜タメにならないアニメレビュー〜



これは、あのアニメの「アソコが良い」とか「あの子キャワイイ」など個人的嗜好しか論じない、

ネタバレしない点だけが「せめてもの救い」の

全く《タメにならない》アニメレビューです。


悪しからず。


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漫画で読んでた『弱虫ペダル』の、アニメ版を全部視てみた感想(ネタバレはナシです)




いつの間にかAmazonプライムに入ってる事になってて、

Amazonビデオで一部(プライム作品)タダで視れる事になってたので、

とりあえず

(サクッと視れるの、何かないかなー)

と、それらプライム作品を物色してたら

漫画で読んでた『弱虫ペダル』があったので

(アニメとか、30分と短尺だし頭使わなくてもいいから、丁度エエな)

って事で

1話だけ

と、試しに視てみたのですが…



ついつい引き込まれて

season2 最終回まで全48話まであっという間に視てしまいました。



漫画はとりあえず全巻読んでて

で、全巻とも楽しいから

(アニメにしたところで…こういうのは原作コミックが1番面白いんだよ!) と

漫画での楽しさを懐で大事に大事にし過ぎて、

アニメ版に全く手を延ばさず、

結果

本来享受し得た愉悦の機会を完全に逸してました。



アニメ版はアニメ版で違う面白さがありましたのでしたのでした。



アニメでは、

自転車で走っている時の背景などはCGで

自転車競技作品らしくうまいこと作ってるなぁ、

っていうのと、

各キャラクターへのスポットの当て方も、その強弱が漫画とは違うように感じました。

そりゃ

同じゴール(1年目のインターハイ3日目)までを

TV枠(約24分×48話)で再構成しなきゃダメなのでそうなりますよね、てへ。

とりあえず

僕なりの、アニメ版《も》推しな点(ワケ)を以下に列挙しました。




・総北高校1年 今泉くん

漫画では、

総北高校1年のメイン3人の個性が同じくらいあって、

同じくらいだもんで、エリートの今泉くんの存在が

オールラウンダーっていう、クライマーやスプリンターに比べて没個性的な役割からか

薄い、というか中途半端に感じられたんです、

あ、僕はね。

でもアニメ版は今泉くんに結構スポットが当たってたので、

今泉くんが「あの時何をどう考えてたのか」とか今泉くんのパーソナリティがよく分かる点でアニメ版も【推し】!

まぁ、その分、鳴子くんが漫画より薄く感じられたのだけれど…。




・主人公の小野田坂道のオタクが伝染している

原作コミックに比べて、小野田坂道くんのヲタク要素の息が長いです。

劇中アニメとして商品の一つとして売り出せれるし、

また、サイドストーリー的に

周りの部員が感化されていってるのは、遊びとして面白いですね。

アニメ版では、ストーリーに邪魔にならないスペースでかなり遊びが散りばめられてます。




・寒咲サイクルショップ

総北高校自転車部をバックアップしてる自転車屋ですが、そのバックアップがアニメではしっかり描かれているので、改めて寒咲サイクルショップの有り難さを実感できる点でアニメ版は【推し】です!




・巻島先輩

今や映画製作されるほど大人気の『弱虫ペダル』で、自然とグッズも色々出てますが、

大体の印象として、

巻島先輩がまず何より商品化されてる感!ビジュアルから内面、乗り方まで全部超個性的です。

それでいてアニメ版では

巻島先輩の、三年生としての指導力がしっかり表現されてて、そこらへんも【推し】です!

しかしあのダンシング(という乗り方)は風除けにもならないし、絶対邪魔だと思うのですが、

そんな事言い出したら終わりなんで…。




・箱根学園3年 荒北靖友

アニメ版視てて1番好きになったのが、このキャラクターです。

スラムダンクで言ったら豊玉高校の岸本くらい口が汚く(暴力は振るいませんが)、

豊玉高校の岸本くらい《実は真面目》なのです。

ああいうキャラクターがかくあるべき、というエピソードが漫画よりもしっかり描かれていたし、

漫画では感じませんでしたが

((結局、荒北が1番強いんじゃねーの?))と思うくらいの活躍です。

僕は更生しない不良は嫌いですが、更生する不良は好きなので、

ハマりました。

イイですねアニメ版!




・箱根学園3年 東堂尽八

ああいう痛い個性も漫画より拍車がかかって、声(優さん)も合ってて、

痛いキャラもあそこまで徹底すると人は許すんだなぁ、と勉強になりました。




・OP、EDが変わり過ぎる

「また変わった」って何度思ったか、OP、EDのリニューアル頻度が多い。

飽き性なスタッフさんが多いんでしょうか?

その分楽しめることは間違いないのだけど。




・京都伏見1年 御堂筋くんのお母さん

出てくる女性の全キャラクターで御堂筋くんのお母さんが1番女子力があると思います。




・ファンがいる、っていう点では東堂くんも今泉くんも一緒だが…

今泉くんのファンは、小野田坂道との勝負行こう応援に来てる様子がないが、

東堂くんのファンはインターハイまでちゃんと応援に来てるので

東堂くんのファンの方がファンとしては正当ですね。

東堂くんがファンの声援にイチイチ応えている、あのサービス精神でファンが付いて行ってるのか、

または

インターハイが東堂くんの地元開催だから交通費がかからないからなのか、それは判りませんが。




結論として

漫画での、キャラクター間の印象の差を好く補完してくれるのがアニメ版『弱虫ペダル』なのです。

その反面、

漫画をそれだけ読み飛ばしてた可能性も

なくはないな、

とも思いました。


特に、外人の顧問の先生が出て来るんですが、原作コミックで出てきてましたっけね????

凄く優しそうで穏やかな反面、

大事な、本質的な事を凄んで言うタイミングで、アップになる、

あの演出がいかにもスラムダンクの安西先生的ですよね。



大体、『弱虫ペダル』自体の要素が

高校生モノ、1年の(自分の素質に気付いてない)初心者、同学年のエリート、入った部活のキャプテンがゴリラ的、圧倒的ライバル校、インターハイ、

っていう風にスラムダンクと酷似し過ぎる、というか

もはや王道の手法なんでしょうね。

バレーボール漫画の『ハイキュー』もそうですが。

「王道的手法」と、冷徹に割り切っても、やはり面白いのが、また王道的手法たる所以なんでしょうし、

それが『スラムダンク』であり『ハイキュー』であり『弱虫ペダル』だと思います。



『弱虫ペダル』を通して読んだり視た上での、作品としての印象としては

上記した様に、スラムダンクみたくキャラクターがどれも個性的で魅力的なんですが、

スラムダンクは

【でも、なんだかんだ言って(主人公は)桜木花道だよな】っていう帰結があるんですね。

でも

『弱虫ペダル』は

【やっぱ小野田坂道だよな】ってのが無いんです。

それくらい周りのキャラクターが超個性的過ぎて、小野田坂道が埋もれてますよね。

《全員が主人公》っていう、

ファイナルファンタジー6みたいな作品なんです。

って、余計分からんか。