2012/10/04

オトコの『タカラヅカ・ハマったもん勝ち!』#12

『タカラヅカにハマったファンは、すこぶるしつこい。』

…というよりも
そもそも【ファン】というものは、しつこいものである。(⇒#11)

月組版『ロミオとジュリエット』への、最後のひと口讃歌




もうとっくに終わってるからね。


月組ロミジュリで何が良かったって

「パレードの最後、緞帳が降りる直前


龍真咲、愛希れいか、明日海りおのトップ3人がダンスを繰り広げた事」


これに尽きる!

解る人には解る!


《一口》だから以上!


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【解説】

宝塚公演(芝居一本立ての場合)では
表題劇の後に「フィナーレ」という段取りがあります。

劇で使われた音楽等で歌やダンスが繰り広げられるのですが
そのフィナーレの最後が、「パレード」という段取りなのです。
何なのか?というと…

映画でいう「エンドロール」に当たります。
若手さん→中堅さん→3番手→2番手→娘役トップ→男役トップという風に
その時の組での序列の【逆順】で
例の大階段で降りてくる、っていうあれです


(タカラヅカの代名詞ですが、ずっとあるわけじゃありません。鳥取砂丘みたいなもの)
まさに、エンドロール【ショー】。
いや、
エンドロール【ショーケース】とでも言えましょう、

なんせ
その時点での組でのランクをまざまざと視せつけられる

ヒエラルキー感満載のショーケースなのです。

「トップじゃないと意味がない」という事を思い知らされ、
尻を叩かれる思いがします。

…話を戻しますが、

そのパレードの、ラスト!
銀橋から主要メンバーが舞台の元の位置に再び居並び直して…

(注:銀橋とか解説面倒臭いから、舞台視に行くかビデオ視るかして下さい)
緞帳が降りるまで時間が若干あるんです。
通常は

男役トップスターのみが舞台前側に出て
上手下手センターへと礼をし
それを視て他の後ろに演者さんも一緒に礼をする。
で手を振りながら緞帳が閉まる…って流れなのですが

が、しかし!
今回は事情が違います。
月組は、めちゃくちゃ若返った新体制です。

前述した儀礼の前に、上位3人が踊ったのです。
それはそれはほんとに短い時間でしたが…。

音楽「世界の王」がバックの、3人だけの躍動感溢れるダンスは

泰然と君臨する圧倒的なトップ、ではない新トップ・龍真咲さんを
伴侶の愛希れいかさんと準トップの明日海りおさんが

支えながら【3人】が先頭に立って月組を引っ張っていく!っていう

【若さ】と【集団的】なパワーと気概が
その、3人のダンスにすべて詰め込まれていた。

劇も良かったが、それが最高に良かった。

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この《作劇の内容を話題にせず【推し組を見守る】感》は…
どっぷりだな。

大体、解説するところが
いかにも
【ファン】的で

ちょーキモちわるくない?
大丈夫。

自分でちゃんと分かってるから。

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