2011/10/16

《伝説 》について ~その後の『未来は霧の中に』~

どうも、こんばんわ。

別に誰も読みたかないだろうけど。
(別の話もって来いよな)と、

(少なくとも違う曲にしろよな)と。
そんな声が聞こえてきそうなだけに、
余計に。

冒頭の【Faubourg Saint-Honore】という、
聞いてなんのことだか理解出来ない感覚、
その、僕自信の中のインパクトが
惹き付けられた理由と前回書きまして。

またね、
その名詞の歌い方が
乱暴に放ったような感じで、良いんです(絵文字)
ただその言葉を口にしたいためだけに口にした感じ。

【Faubourg Saint-Honore】という言葉と、
メロディーと、その歌い方よ!
ラグビーボールを放られたような心地。
そのストリートの説明が〔伝説の並木通り〕で、
それだけなんです。

もう、次の節で
「古い雑誌めくれば カルダンetクレージュ...」
と続くんですよ。
また【伝説】という言葉を使うところが、僕的には
なにか松任谷由実らしくない感じがしたんですね。
それだけに、この【伝説】と いう言葉が

僕には気になったんです。
歌のなかでの意味も、
昔から人々の間で云い伝えられている、という、
ごく一般的なニュアンスしか持たないはずだが、
ここでは、それだけの補足で十分って事なのだろう。
【伝説】って言葉の事を、こんなに考えた事はないです。
日常ではそう聞かない言葉だが

マンガやゲームのタイトル・副題によく目にし
何か仰々しい演出を醸し出すワードには最適で、
なのに!
物事を修飾するに当たっては
【伝説】という言葉は基本、頼りないんですよね。
【伝説】単体だと、

(昔から人々に言い伝えられて)だけで
それ以上でもそれ以下でもない。
そしたら次の問題は、どう伝説か、ってことになる。
そうなると【伝説】って単語...要らんやんってなる。
結局【伝説】って何も説明出来てない、

見かけ倒しの言葉である。
この『未来は霧の中に』に出逢わなかったら
こんなにも【伝説】という言葉について考えてないだろう。
まぁ

ユーミンもこの言葉にここまで重きを置いてないと思うが。
でも、僕の場合
引っかかっちった!

そして
この曲が終わると自然と口から

「青いエアメイルが~」

と次曲の冒頭の歌詞が溢れそうになれば
あなたも上級者である。

やはり、そういう聴き方をしなければあきませんね。
つまり...
オリジナル・アルバムで聴け!

私見:結局のところ、[古い雑誌めくれば]は
[カルダン~]にかかるはずなので

今の私が《Faubourg Saint-Honore》に居るってこと!

0 件のコメント:

コメントを投稿