2015/06/18

柚希礼音のこと




昨日上梓した記事で



るろうに剣心のミュージカル化の記事から端を発して

宝塚版ルパン3世の事から男役について話が及んだのですが、



朝井リョウの『桐島、部活やめるってよ』みたく、

擦れた若者による一人称で書いてたら

なんだか

橋本治の『桃尻娘』みたく、

オカマちゃんっぽくなってて、


でも

書いてる本人は「オカマじゃねーからな!」っていう意識が相当強かったのか

やたらと

「俺」という一人称が出てきた。

最初「僕」って人称で書いてたんですけど、

イチイチ「ボク」なんて口にしてたらオカマみたいなので

「俺」に変えたんです。

でも

あんなに「俺」なんて人称を出す奴なんて居ない気がします。

自意識過剰な差別主義者か、自分の事しか話さないウザい奴か

どっちにしても

イタい奴ではある。

最近視た映画で

「同性愛差別主義者は、ホモである証拠」っていうセリフがあったんだけど

なんか、真を突いてると思います。

……………………………………………………………………………………



大分話が逸れましたが、



花組の『エリザベート』以降(←結局観に行かなかったが)

重大なsubjectが色々ありましてね



凰希かなめさんが退団した事や

柚希礼音さんが退団した事や

『Puck』が当たった事や



『1789』の事や

初めてお茶会なるものに行った事や…。



月組にだいぶ偏るが。



今コンビニとかで

柚希礼音さんが退団後初の舞台の一般発売の情報が貼ってあるのをよく見るけど、



あれで取れるの?笑   思わせ振りは罪だよ。


結局、柚希礼音さんを生で舞台で見たのは

「ナポレオン」と退団公演の「黒豹」だけで、

退団発表があっても

(あぁ、退団されるんだ)って感じで、対岸の火事くらいのもので。

見に行った退団公演も

僕は他人(ヒト)と同じように感傷に浸れなかったんですよね。

彼女を初めて「ノバ・ボサノバ」をDVDで見た時は

パフォーマンスの凄さに驚嘆というか、

さすがに舌を巻いたんだけど、

《見る目の無い俺にとっては》

ほかの公演でも

同じくらいのクオリティを見せてくれてたはずで

今回は!とか、ラストだから!パフォーマンスは更に凄い…っていうのは無いはずで

その「黒豹」に関しても

(あのいつもの歌声、それとダンス、見せてくれよ〜)

くらいのもので、

俺は、いつものアレを見れたらそれでいい、っていう位のもので。

すんごいのはすんごいんですけど。

だから、

「最後だけに、ラスト公演は一番凄かった」とか「あの公演は伝説だ」とか

もし、そこらへんの違いがあるとすれば、

僕は全く判ってないんです。




そんな僕なりの、柚希礼音のええ所を一つ挙げると、

「DVDのパレードや稽古風景で、カメラに向かってウインクする」ところです。

あのサービス精神は、

ちょっとしたことだけど、

唯一無比だと思います。




あと、

アホみたいな感想になるけど、

声が大きかった、

っていう事でしょうか。

「柚希礼音のマイクだけ、ボリューム上げてんちゃうの?」

ってくらい大きかった、という気がいつもしてました。

もちろん、本人の能力に違いはないんですけど^^;



0 件のコメント:

コメントを投稿