2012/03/16

凶悪犯罪事件の被告側弁護人が依頼を受ける理由

こんにちは。

この間、バイト先でお客さんが
「凶悪犯罪事件で加害者側の弁護士の人間性ってどうなってんだ!?」

みたいな事を言っていたので
僕は
次のように考え、話しました。

証拠が出揃い、
明らかにこの被告はヤってる!みたいな凶悪犯罪事件でも
(私選)弁護士、国選弁護人は立てられるのだが
そういう状況を説明する理由は

僕が感じるのは
司法制度として、というのが1点と
勝てる、という可能性、ではないだろうか?
依頼を受けているってだけで
その弁護士の人間性も狂っている、っていう訳でなくて、

その弁護士も(こいつはヤってるな)と判ってても、
もしかしたら勝てるかもしれない、という可能性を見出せば
いくら凶悪な犯罪者の依頼でも受けるのではないだろうか?
ニュースなどで流れる被告(犯罪者)側の弁護人の控訴文や上告文など

聞いてたら気持ち悪いくらい違和感を覚え、
確かに人間性…云々を口にしたくなるが
私を含めニュースを見る世間は結局【人間性】という尺でしか事件を測らないから

そう思うんであって、
ああいう事件を弁護する時には

【人間性】というのを凌駕する、または別にする理由は

証拠、法律、お金(報酬)など
いくらでもあるだろう。

おわり。

0 件のコメント:

コメントを投稿