2015/01/13

いつだって中間情報

データ開示

日経1/13 夕刊 見出し
「加工食品の6割値下がり 去年のスーパー(日経調べ)」




統計等々のこういうデータの発表って



最終的な目的・結果にどのような結果をもたらすのか、

っていうのは毎回気になります。



その発表や開示という行為自体が、その後に及ぼす影響っていうのは

絶対ゼロじゃないハズだからです。

これにしたって



このデータに引っぱられる人はいるハズなんですよね

「なんだ、周りって結構高い値段で買ってるわけじゃないんだ。

そしたらウチも、もう少し手控えてもいいかな」

と購買に対して慎重になると思う。



これは

一定の物価上昇を政策の目的にしている為政者にとったら邪魔でしかない。

選挙の時の投開票日前の新聞社調べもどうかと思うよ。



「◯◯党が圧倒的に優勢か?」

とか

「◯◯席維持!」

など、



調査の精度は疑わないが、

事前のそういうデータに引っぱられる人は絶対に居るって!

だってみんな、自分の一票を有効に行使したいじゃん。



そういう時にあんなデータ見せられて誰が他の党に入れようか?

上掲のデータに関しても



自分のお金を有効に使いたいとみんな思ってる訳だから、

そういうデータは事実は別にして

それに引っぱられて値下げ圧力はさらに加速するんじゃないだろうか。



何でもかんでも情報が開示されていくというのは、何を意味をするのだろう?

データが人々をどこかに導き、また新しいデータを作っていく。



情報というのは、いつだって中間情報なのです。

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